シロアリにおける社会レベルの免疫システムとしての巣仲間認識・排他行動の機構解明
シロアリにおける社会レベルの免疫システムとしての巣仲間認識・排他行動の機構解明
批准号:
20J20278
负责人:
小西 堯生
金额:
$1.98万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-24 至 2023-03-31
中文摘要
本年度は、これまでの研究成果の取りまとめとアウトプットを中心に行った。前年度までの研究により、シロアリの社会において、王と女王だけが貴重な窒素源である尿酸を分解する酵素を発現することにより、繁殖に必要な栄養を得ていることが明らかになった。本研究の結果は、限られた資源を特定の個体に集中させることが求められる分業システムにおいて、その制御に関わる分子基盤の一端を明らかにするものであり、生物の社会維持メカニズムを理解する上で極めて重要な意味を持つ。これらの成果に関して、英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)に論文を発表した。また、2022年7月にアメリカ・サンディエゴで開催された第19回国際社会性昆虫学会大会(XIX International Union for the Study of Social Insects)で口頭発表を行った。コロニーの排他性に着目してスタートした本研究が、巣仲間認識・排他行動の機構解明に貢献するだけでなく、昆虫における社会集団の統合性に関わる普遍的な原理の発見につながり、期待以上の進展があった。
英文摘要
本年度は、これまでの研究成果の取りまとめとアウトプットを中心に行った。前年度までの研究により、シロアリの社会において、王と女王だけが貴重な窒素源である尿酸を分解する酵素を発現することにより、繁殖に必要な栄養を得ていることが明らかになった。本研究の結果は、限られた資源を特定の個体に集中させることが求められる分業システムにおいて、その制御に関わる分子基盤の一端を明らかにするものであり、生物の社会維持メカニズムを理解する上で極めて重要な意味を持つ。これらの成果に関して、英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)に論文を発表した。また、2022年7月にアメリカ・サンディエゴで開催された第19回国際社会性昆虫学会大会(XIX International Union for the Study of Social Insects)で口頭発表を行った。コロニーの排他性に着目してスタートした本研究が、巣仲間認識・排他行動の機構解明に貢献するだけでなく、昆虫における社会集団の統合性に関わる普遍的な原理の発見につながり、期待以上の進展があった。
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DOI:
10.1007/s00040-020-00799-w
发表时间:
2021-02-09
期刊:
INSECTES SOCIAUX
影响因子:
1.3
作者:
[Konishi, T., Matsuura, K.]
通讯作者:
Matsuura, K.
DOI:
10.1098/rspb.2022.1942
发表时间:
2023-01-11
期刊:
PROCEEDINGS OF THE ROYAL SOCIETY B-BIOLOGICAL SCIENCES
影响因子:
4.7
作者:
[Konishi, Takao, Tasaki, Eisuke, Matsuura, Kenji]
通讯作者:
Matsuura, Kenji
有性・無性生殖を使いわけるヤマトシロアリにおける繁殖システムの寒冷地適応
日本白蚁的生殖系统(同时使用有性和无性生殖)对寒冷地区的适应
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[高橋迪彦, 小西堯生, 矢部清隆, 高田守, 松浦健二]
通讯作者:
松浦健二
社会レベルの免疫システム:シロアリにおける巣仲間認識および排他行動の謎に迫る
社会层面的免疫系统:揭开白蚁的巢友识别和排他行为之谜
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
比較生理生化学
影响因子:
--
作者:
[Kasai Kentaro, Kawasaki Masahiro, Murai Kai, 小西堯生]
通讯作者:
小西堯生
尿酸代謝から紐解く、シロアリ社会における繁殖分業に基づいた物質フローの実態
从尿酸代谢揭示白蚁社会基于生殖分工的物质流动的实际状态
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[林優依, 近藤慶一, 小西堯生]
通讯作者:
小西堯生
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