Studies on Metaphysical Foundations Possessed by Naturalistic Worldviews
Studies on Metaphysical Foundations Possessed by Naturalistic Worldviews
批准号:
20K00110
负责人:
冲永 荘八
金额:
$1.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
宇宙を生命と見なす思想のひとつとして、近年論じられることの多い宇宙シミュレーション仮説を検討した。シミュレートされた宇宙は機械的かもしれないが、そのシミュレーションの行使は高度な知的生命によるものである上、そこでは客観的な物質と思われているものが生命体によって創作された表象だからである。そこでは客観的な物質や道具であったものが、それらを行使する主体とひとつになっており、宇宙の現れはその主体によって創作された表象にほかならない。この仮説のもうひとつの特徴は、現代汎心論との類似性である。演算の集積から意識や超意識が生じるという創発論や、実在の基本単位に原意識的な「選択」を見出す汎心論的傾向がヴィンジとそれ以後のシンギュラリティ論者の根底に見出される。これは実在の基本を情報し、それを原意識と見なすチャルマーズなどの現代汎心論の立場とも共通する。そしてシミュレーション仮説における「情報的単位=原心」説は、現代汎心論が「物理的単位=情報的単位=原心」と見なす仕組みにも類似している。これは機械を生命化して行く方向であるが、反対に物質の根本に生命の性質を見出す立場についても検討した。それが、進化とはもっぱら突然変異の偶然性に立脚するのか、それともその偶然だけではない秩序化の傾向があるのか、という問いだった。極めて巨大な高分子である遺伝子は偶然では天文学的に低確率でしか生成し得ず、さらにそれが自ら複製する複雑なシステムは、その低確率をさらに累乗させた出来事でしかない。そこで本年は形成作用は実在か、という観点から生命を論じた。形成作用は機械的な物質の属性ではなく、純粋に自発的な主体でもない。機械論的世界を前提にすると自発性はあり得ないが、形成作用を前提にすれば機械論的世界の方が抽象になり、秩序化が遍在し得る。そこで生命を捉える上でこの秩序化遍在の思想の妥当性について吟味した。
英文摘要
宇宙を生命と見なす思想のひとつとして、近年論じられることの多い宇宙シミュレーション仮説を検討した。シミュレートされた宇宙は機械的かもしれないが、そのシミュレーションの行使は高度な知的生命によるものである上、そこでは客観的な物質と思われているものが生命体によって創作された表象だからである。そこでは客観的な物質や道具であったものが、それらを行使する主体とひとつになっており、宇宙の現れはその主体によって創作された表象にほかならない。この仮説のもうひとつの特徴は、現代汎心論との類似性である。演算の集積から意識や超意識が生じるという創発論や、実在の基本単位に原意識的な「選択」を見出す汎心論的傾向がヴィンジとそれ以後のシンギュラリティ論者の根底に見出される。これは実在の基本を情報し、それを原意識と見なすチャルマーズなどの現代汎心論の立場とも共通する。そしてシミュレーション仮説における「情報的単位=原心」説は、現代汎心論が「物理的単位=情報的単位=原心」と見なす仕組みにも類似している。これは機械を生命化して行く方向であるが、反対に物質の根本に生命の性質を見出す立場についても検討した。それが、進化とはもっぱら突然変異の偶然性に立脚するのか、それともその偶然だけではない秩序化の傾向があるのか、という問いだった。極めて巨大な高分子である遺伝子は偶然では天文学的に低確率でしか生成し得ず、さらにそれが自ら複製する複雑なシステムは、その低確率をさらに累乗させた出来事でしかない。そこで本年は形成作用は実在か、という観点から生命を論じた。形成作用は機械的な物質の属性ではなく、純粋に自発的な主体でもない。機械論的世界を前提にすると自発性はあり得ないが、形成作用を前提にすれば機械論的世界の方が抽象になり、秩序化が遍在し得る。そこで生命を捉える上でこの秩序化遍在の思想の妥当性について吟味した。
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トランスヒューマニズムと意識のゆくえ
超人类主义和意识的未来
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kuni Sakamoto, Yoshi Kato, オリオン・クラウタウ, 梅田 百合香, 冲永宜司]
通讯作者:
冲永宜司
「自然」はなぜ多元的に開かれるのか
为什么“自然”向多元化开放?
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
国際哲学研究
影响因子:
--
作者:
[ORII, Yoshimi, Anri Morimoto, Yoshimi Orii, 西山雄二, Ioannis Gaitanidis, 後藤正英, 冲永宜司, 齋藤公太, 栗田英彦, 岩井淳, Orion Klautau, Yuji Nishiyama, 冲永宜司]
通讯作者:
冲永宜司
無機物化した精神の「欲望」―シンギュラリティ後の世界についての、AI研究・ロボット研究家からの仮説
无机精神的“欲望”——人工智能研究和机器人研究者对奇点后世界的假设
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
帝京大学共通教育センター論集
影响因子:
--
作者:
[日本思想史事典編集委員会, 日本思想史学会, 冲永宜司]
通讯作者:
冲永宜司
「汎心論」とウィリアム・ジェイムズ
“泛心论”和威廉·詹姆斯
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
現代思想
影响因子:
--
作者:
[冲永宜司]
通讯作者:
冲永宜司
偶然を秩序化する働きとは何か?;累積淘汰説に対する「生命」の位置
使秩序变得巧合的函数是什么?
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
帝京大学共通教育センター論集
影响因子:
--
作者:
[ORII, Yoshimi, 冲永宜司]
通讯作者:
冲永宜司
共 14 条
課題名:現代に汎心論は再興し得るか?―古典的汎心論との対話を通じた存在論的探究
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批准号:24K03344
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2024
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负责人:冲永 荘八
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依托单位:
海外基金