课题基金 / 基金详情

ピンチョン文学における科学と人文学との接点について──「見ること」という観点から

ピンチョン文学における科学と人文学との接点について──「見ること」という観点から
论品钦文学中科学与人文的接触点——从“看”的角度
批准号:
20K00415
负责人:
石割 隆喜
金额:
$0.92万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31

项目摘要

项目成果

相关文献

中文摘要
翻译
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
令和2年度に開始したMason & Dixonについての研究を令和3年度の成果を受け今年度も続行した。『メイスン&ディクスン』における主人公たちの「見ること」が科学(天文学)と宗教(キリスト教、そして神)の接点に位置していることを明らかにし、そこから同作の現実表象(ミメーシス)の特徴を探ることが目的である。同作についての研究そのものは昨年度に日本英文学会関西支部第16回大会にて口頭発表を行っており、一区切りついている(発表要旨は令和5年3月公開の同大会Proceedingsに掲載)。今年度はその口頭発表をもとに論文を執筆することが研究の中心であったが、『重力の虹』との比較研究(昨年度の研究実績の一部)の成果は同口頭発表には盛り込むことができていなかったため、その点についての新たな口頭発表を日本アメリカ文学会関西支部月例会(令和4年9月)にて行った。論文は「神を見る“Star-Gazer”――Mason & Dixonにおける科学と宗教」として令和5年2月に「大阪大学大学院文学研究科紀要」第63巻に発表した。今年度研究を進める中で、昨年度明らかにした二人の主人公が地上の政治については「見えない」ということと関連して、天空に神を見る彼らがなぜ地上の人間的出来事には同様に神を見ることができないのかという点が重要な問題として浮上してきた。現実表象(ミメーシス)に関わる論点だが、これには『重力の虹』におけるカルヴィニズムが大きく関係してくると考えられる。同作において主人公スロースロップの祖先のピューリタンたちは地上のあらゆる出来事に「神の手」を見るからである。このことを考察するためにマックス・ヴェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を参考にしつつ、異端とされたスロースロップの祖先ウィリアムにも焦点を当てながら、『重力の虹』との比較研究をさらに深めてゆく必要がある。
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
What the “Star-Gazers” See : Science and Religion in Mason & Dixon
“观星者”看到了什么:《梅森与迪克森》中的科学与宗教
DOI: 10.18910/91239
发表时间: 2023
期刊: 大阪大学大学院文学研究科紀要
影响因子: --
作者: [滝川 睦, 石割隆喜]
通讯作者: 石割隆喜
神を見る“Star-Gazer”――Mason & Dixon における科学と宗教
《观星者》:《梅森与迪克森》中的科学与宗教
DOI: --
发表时间: 2023
期刊: 日本英文学会関西支部第16回(2021年度)大会 Proceedings
影响因子: --
作者: [新井潤美, 石割隆喜]
通讯作者: 石割隆喜
Mason & Dixon における科学と宗教――Gravity's Rainbow との比較をまじえて
《梅森与迪克森》中的科学与宗教:与万有引力彩虹的比较
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [阿部公彦, 吉野 由利, 大河内昌, 石割隆喜]
通讯作者: 石割隆喜