現代韓国語敬語における使用原則の変化に関する語用論的調査と考察
現代韓国語敬語における使用原則の変化に関する語用論的調査と考察
批准号:
20K00561
负责人:
丁 仁京
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
本研究は現代韓国語の敬語使用の変化を敬語の使用原則に生じている変化であると捉え、聞き手の違いによる容認度を包括的(男女別、世代別)に調査することを通して、語用論的諸要因を明らかにすることを目的とする。令和4年度の主な研究実績は下記の通りである。まず、令和2年度に「事物尊称」に関する内容で日本言語学会第162回大会にて研究発表したものと、「自敬敬語」の研究成果を総括して現在論文執筆中である。次に、行為指示表現の-silgeyoについて容認度調査を実施した。-silgeyoに関する理論的な考察を行った研究(丁仁京(2021)「韓国語の行為指示表現‘-silgeyo’に関する研究」福岡大学研究部論集A:人文科学編21-2)をアンケート調査の基礎データとして活用するとともに、質問項目を選定するために、21世紀世宗コーパス及び延世コーパスを調べた。これらのコーパスでは、-silgeyoは抽出できなかったが、2000年以降に作られたドラマシナリオ20作品を選定し調べたところ、十数例見られた。また、実際放送された内容では事例が見られたものの、シナリオにはその表記が見られないといった、実際の発話とシナリオ上の表記の差も多くうかがえた。その後、丁仁京(2021)とコーパスデータの分析・考察した結果をもとに、質問項目を選定し、容認度のパイロット調査を実施した。それに基づき修正・補完の作業を通じて、4つの使用条件の仮説を設け、15の場面において20代~60代の男女70名を対象に本調査を実施した。アンケート調査の結果は決定木分析を用いて分析したが、規範・非規範的表現の全体像を把握しにくく、各々の表現の違いが上手く説明できないことが分かり、より明確に説明できるクラスタ分析(文条件比較)の手法を用いて分析を行った。分析の結果は三つのクラスタに分かれており、その考察結果を論文化に向けて執筆中である。
英文摘要
本研究は現代韓国語の敬語使用の変化を敬語の使用原則に生じている変化であると捉え、聞き手の違いによる容認度を包括的(男女別、世代別)に調査することを通して、語用論的諸要因を明らかにすることを目的とする。令和4年度の主な研究実績は下記の通りである。まず、令和2年度に「事物尊称」に関する内容で日本言語学会第162回大会にて研究発表したものと、「自敬敬語」の研究成果を総括して現在論文執筆中である。次に、行為指示表現の-silgeyoについて容認度調査を実施した。-silgeyoに関する理論的な考察を行った研究(丁仁京(2021)「韓国語の行為指示表現‘-silgeyo’に関する研究」福岡大学研究部論集A:人文科学編21-2)をアンケート調査の基礎データとして活用するとともに、質問項目を選定するために、21世紀世宗コーパス及び延世コーパスを調べた。これらのコーパスでは、-silgeyoは抽出できなかったが、2000年以降に作られたドラマシナリオ20作品を選定し調べたところ、十数例見られた。また、実際放送された内容では事例が見られたものの、シナリオにはその表記が見られないといった、実際の発話とシナリオ上の表記の差も多くうかがえた。その後、丁仁京(2021)とコーパスデータの分析・考察した結果をもとに、質問項目を選定し、容認度のパイロット調査を実施した。それに基づき修正・補完の作業を通じて、4つの使用条件の仮説を設け、15の場面において20代~60代の男女70名を対象に本調査を実施した。アンケート調査の結果は決定木分析を用いて分析したが、規範・非規範的表現の全体像を把握しにくく、各々の表現の違いが上手く説明できないことが分かり、より明確に説明できるクラスタ分析(文条件比較)の手法を用いて分析を行った。分析の結果は三つのクラスタに分かれており、その考察結果を論文化に向けて執筆中である。
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ntersection of traditional Japanese honorific theories and Western politeness theories
日本传统敬语理论与西方礼貌理论的交叉点
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
In Yoshiyuki Asahi, Mayumi Usami, Fumio Inoue (Eds.) Handbook of Japanese Sociolinguistics
影响因子:
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作者:
[高丸圭一, 内田ゆず, 木村泰知, 秋葉友良, 渡邊淳也, 岡村徹, Masato Takiura]
通讯作者:
Masato Takiura
山口県立大学・言語教育職養成課程のPBL実践と課題-日本語および英語科の教員養成課題の学生による「てごproject」
山口县立大学PBL在语言教育专业研修课程中的实践与挑战——“Tego项目”日语系和英语系教师研修项目学生
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
山口県立大学学術情報16号[国際文化学部紀要通巻第29号]
影响因子:
--
作者:
[Hijikata, Y., & Ingram, J., 林炫情・岩中貴裕・木下瞳・西田光一]
通讯作者:
林炫情・岩中貴裕・木下瞳・西田光一
2020年度韓国語教育実情調査結果報告(速報)
2020年韩国语教育现状调查结果报告(初步报告)
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[高垣敏博, 品川大輔, 須賀井義教・丁仁京・李淑炫・呉ヨンミン・南潤珍・朴鍾厚・長谷川由起子・松崎真日・山下誠]
通讯作者:
須賀井義教・丁仁京・李淑炫・呉ヨンミン・南潤珍・朴鍾厚・長谷川由起子・松崎真日・山下誠
[Presidential Lecture] A View of the Development of Im/Politeness Theories from an East Asian Language with Honorification
【校长讲座】从东亚语言尊敬的礼貌/礼貌理论的发展看
DOI:
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发表时间:
2021
期刊:
語用論研究
影响因子:
--
作者:
[藤原敬介, 福盛貴弘, Masanori Oya, Masato Takiura]
通讯作者:
Masato Takiura
総合韓国語中級発展テキスト 韓国を語る
综合韩语中级发展课文:谈韩国
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[林炫情, 丁仁京, 崔文姫, 木下瞳]
通讯作者:
木下瞳
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