多様な立場での法的実践能力を高めるジェンダー法学教育方法の開発に向けた研究

旨在开发提高不同岗位法律实践能力的性别法教育方法的研究

• 批准号: 20K01433
• 负责人: 澤 敬子
• 金额: $ 2.58万
• 依托单位: Kyoto Women's University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K01433/
• 关键词: ジェンダー; ジェンダー法学; ジェンダー教育; 法学教育; 法実践

２０２２年度は、研究会や聞き取りの機会が一部戻ったものの、研究代表者に親族介護の必要が生じたため共同研究部分の進捗がやや遅れ、出来る範囲での情報共有を行いながらの個々のレベルの研究が中心となった。問題領域としては、ジェンダー法運動、雇用、親密圏・性暴力、紛争解決、性と生殖に関わる権利を取り上げている。これら各人が担当する個別問題領域においては、引き続き、法的実践の主要な葛藤とその原因の精査、個々の研究者が扱う問題の焦点化と研究枠組みの構想を、従来の各研究者の研究との関連の中で行った。共同研究者の一人がオタワで行われた「第10回国際司法教育会議」に参加し、海外での司法教育におけるジェンダー法教育状況を報告している。報告によれば、本年の「国際司法教育会議」の主要テーマ自体が「弱者（vulnerable Populations)理解」であるだけでなく、性暴力についての司法研修が日本に比べて特筆すべき状態にある国々が多く、十分な予算措置だけでなく政府・国民に性暴力被害の問題の重要性と被害認識が共有されているとのことである。報告は、抵抗や葛藤という問題状況に何が必要かを、司法教育の在り方という観点を通して説明したものとなっている。加えて、今年度は、共同研究者らが民事紛争研究におけるジェンダー課題の分析を行っている。ここ数年の民事紛争についてジェンダー視点から時系列的な比較や分析を行い、また紛争の中での女性がどのような語りを行っているか等を分析しており、これら研究により、本研究での研究課題の一つである、抵抗や葛藤の種類、これを生じる状況や原因がある程度明確になってきた。

In 2022, the research meeting was held to discuss the opportunities for research and development, and the research representatives were invited to participate in the joint research. Problem Areas: Law Movement, Employment, Intimacy, Sexual Violence, Dispute Resolution, Sexual and Reproductive Issues Each of them is responsible for the investigation of the main causes of the implementation of the law, the focus of the problem, the conjecture of the research group, and the conduct of the research of each of the researchers. One of the co-researchers participated in the 10th International Conference on Judicial Education and presented a report on the status of judicial education overseas. The main topics of this year's International Conference on Judicial Education include self-understanding of vulnerable Populations, sexual violence, judicial training, Japan's special situation, the importance of sexual violence victimization, government and citizens 'awareness of victimization. Report on the necessity of judicial education in the field of resistance to Kudzuvine problem This year, we are co-researchers in Civil Dispute Research. This paper analyzes the comparative analysis of civil disputes in recent years, analyzes the female language in civil disputes, analyzes the research topics of this study, and clarifies the types of resistance kudzu vine, the status of resistance and the degree of causes.

项目成果

『スタンダード法社会学』「裁判による法形成」

《标准法社会学》《通过审判形成法律》

• 发表时间: 2022
• 作者: 吉田徹;村上裕一;益尾知佐子;南野佳代;石田京子;Akira Yajima;南野佳代;上田美和;益尾知佐子;上田美和;醍醐龍馬;S. A. Croydon;渡辺将人;上田美和;村上裕一;石田京子;渡辺千原
• 通讯作者: 渡辺千原

『現代日本の紛争過程と司法政策 民事紛争全国調査2016-2020』「第33章ジェンダーの視点から見た民事訴訟－2006年・2007年調査から変わったこと、変わらないこと－」

《当代日本的纠纷程序和司法政策全国民事纠纷调查2016-2020》《第33章从性别角度看民事诉讼——2006年和2007年调查以来的变化和不变》

• 发表时间: 2023
• 作者: 渡辺千原（佐藤岩夫;阿部昌樹;太田勝造編）
• 通讯作者: 太田勝造編）

「第10回国際司法教育会議報告」

《第十届国际司法教育大会报告》

• 发表时间: 2022
• 期刊: 『京女法学』
• 作者: 河村有教;村山淳子;伏見岳人;小嶋崇弘;Hijino Ken Victor Leonard;伏見岳人;小嶋崇弘;村上裕一;Croydon Silvia;河村有教;村山淳子;久野洋;伏見岳人;小嶋崇弘;Ken Victor Leonard Hijino and Hideo Ishima;石田 京子;河村有教;手嶋昭子;村山淳子;醍醐龍馬;石田 京子;小嶋崇弘;Croydon Silvia;伏見岳人;村上裕一;Ken Victor Leonard Hijino;三輪敦子;村山淳子;小嶋崇弘;石田 京子;Arinori KAWAMURA （河村有教）;醍醐龍馬;Ken Victor Leonard Hijino;手塚洋輔;伏見岳人;村上裕一;南野佳代
• 通讯作者: 南野佳代

『人権大学講座・人権問題シンポジウム講演録 日本の社会構造的差別を考える』「ジェンダーに基づく社会構造的差別の現状と課題～女性の社会進出を阻むもの～」

《人权大学课程/人权问题研讨会讲座记录：对日本社会结构性歧视的思考》《基于性别的社会结构性歧视的现状和问题——阻碍女性社会进步的因素》

• 发表时间: 2022
• 作者: Y. Kodama;N. Otsuka;J. Saunavaara;F. Ohnishi;S.Uto;Y. Fukamachi;上田美和・牧野邦昭・望月詩史;小山俊樹;醍醐龍馬;Yuka Yoshida and Fujio Ohnishi;村上裕一;村上裕一;Chisako T. Masuo;藤本亮・石田京子・武士俣敦・上石圭一・宮澤節生;醍醐龍馬;上田美和;S. A. Croydon;三輪敦子（公益財団法人世界人権問題研究センター 編）
• 通讯作者: 三輪敦子（公益財団法人世界人権問題研究センター 編）

「いずれも凍結保存精子を用いた生殖補助医療により出生した控訴人らが、性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律に基づき男性から女性への性別の取扱いの変更の審判を受けた被控訴人に対し、それぞれ認知を求める事案～東京高裁令和4年8月19日判決」

“在这两起案件中，上诉人都是通过使用冷冻精子的辅助生殖技术出生的，根据《性别认同障碍者性别处理特别规定法》，他们收到了将性别从男性改为女性的判决。要求承认各被上诉人的案件 - 东京高等法院 2020 年 8 月 19 日判决

• 发表时间: 2023
• 期刊: WestlawJapan判例コラム
• 作者: 河村有教;村山淳子;伏見岳人;小嶋崇弘;Hijino Ken Victor Leonard;伏見岳人;小嶋崇弘;村上裕一;Croydon Silvia;河村有教;村山淳子;久野洋;伏見岳人;小嶋崇弘;Ken Victor Leonard Hijino and Hideo Ishima;石田 京子;河村有教;手嶋昭子
• 通讯作者: 手嶋昭子