NGOと企業の協働による貧困削減型ビジネスモデルの構築
NGOと企業の協働による貧困削減型ビジネスモデルの構築
批准号:
20K01888
负责人:
伊波 浩美
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2021-03-31
中文摘要
本研究ではインド最大のマイクロファイナンス事業を行っているインド自営女性協会(SEWA))による「貧困の土地なし女性」への小口金融戦略とマイクロビジネスの育成戦略を調査研究し、企業とSEWAとの協働によるNGO組織の知恵と企業の技術的知識との融合によって企業独自の現地の「自律的ビジネス生態系」を基盤としたソーシャルビジネス型ビジネスモデルの理論的基盤の構築と具体的提起を行うことを目的とした。本研究の第一の目的は、現地のローカル・バリューチェーンを基盤とし貧困層家族を主体とするサステイナブルな零細型ビジネスが構築されていくことであった。サステイナブルな零細型ビジネスの構築は、家族の経済的基盤を持続的なものにするだけではなく子供の教育環境を整え、将来的に求められる中間層としての職務能力を開発することになる。換言すれば、C.K.プラハラードが希望的に述べた新興国における所得構造の「ピラミッド型」から「ダイヤモンド型」への転換を具体化し貧困の削減と格差の是正を実現しうることになる。そして第二の目的は、貧困削減型ビジネスモデルの理論的基盤を開発することであった。本研究において、企業が現地の主要NGO組織との協働により、現地BOP市場の特殊性に適応した製品やサービスを開発する際にも、BOPの貧困層を顧客や消費者としてだけではなく、彼らが零細ビジネスの主体となる仕組みを理論的背景を踏まて提起した。現地NGOは、貧困状態にある住民の「知」を最大限活用する一方で、マイクロファイナンス事業を通して、「融資顧客である貧困女性を中心とした現地零細企業」と企業の「知識」と「技術」を結びつける試みを行っている。本研究は、そうした成果を学習すると同時に現地社会の底辺で生活する貧困者の経済的自立化に向けて、企業、およびBOP層自身とNGOとの効果的な協働のあり方についての調査を踏まえた理論構築を目指した。
英文摘要
本研究ではインド最大のマイクロファイナンス事業を行っているインド自営女性協会(SEWA))による「貧困の土地なし女性」への小口金融戦略とマイクロビジネスの育成戦略を調査研究し、企業とSEWAとの協働によるNGO組織の知恵と企業の技術的知識との融合によって企業独自の現地の「自律的ビジネス生態系」を基盤としたソーシャルビジネス型ビジネスモデルの理論的基盤の構築と具体的提起を行うことを目的とした。本研究の第一の目的は、現地のローカル・バリューチェーンを基盤とし貧困層家族を主体とするサステイナブルな零細型ビジネスが構築されていくことであった。サステイナブルな零細型ビジネスの構築は、家族の経済的基盤を持続的なものにするだけではなく子供の教育環境を整え、将来的に求められる中間層としての職務能力を開発することになる。換言すれば、C.K.プラハラードが希望的に述べた新興国における所得構造の「ピラミッド型」から「ダイヤモンド型」への転換を具体化し貧困の削減と格差の是正を実現しうることになる。そして第二の目的は、貧困削減型ビジネスモデルの理論的基盤を開発することであった。本研究において、企業が現地の主要NGO組織との協働により、現地BOP市場の特殊性に適応した製品やサービスを開発する際にも、BOPの貧困層を顧客や消費者としてだけではなく、彼らが零細ビジネスの主体となる仕組みを理論的背景を踏まて提起した。現地NGOは、貧困状態にある住民の「知」を最大限活用する一方で、マイクロファイナンス事業を通して、「融資顧客である貧困女性を中心とした現地零細企業」と企業の「知識」と「技術」を結びつける試みを行っている。本研究は、そうした成果を学習すると同時に現地社会の底辺で生活する貧困者の経済的自立化に向けて、企業、およびBOP層自身とNGOとの効果的な協働のあり方についての調査を踏まえた理論構築を目指した。
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