ADHD児童の中枢性疲労における行動・認知・分子基盤の解明
ADHD児童の中枢性疲労における行動・認知・分子基盤の解明
批准号:
20K03013
负责人:
山本 隆宣
金额:
$2.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
研究期間のほとんどが新型コロナ感染症の状況下での研究を強いられ、ADHD児を対象とした尿採集はおろかアンケートさえも協力を得ることができなかった。幸い所属研究機関で大学生195名を対象にしたAASS尺度のアンケートおよび尿サンプルデータを取ることができた。その結果、ADHD傾向の不注意群の中枢性疲労/精神疲労度は多動・衝動群よりも高く、さらに尿中ノルアドレナリン代謝物質の亢進とドーパミン代謝物質の低下がみられ、モノアミン神経系のアンバランスを示唆していた(第25回認知神経科学会学術集会、第85回日本心理学会にて発表)。一方、中枢性疲労/精神疲労の原因物質に関して、我々はトリプトファンの脳内亢進原因説を唱えてきたので、ADHDの不注意特徴と易疲労性との間に相関があるのではないかという仮説を提案している(第27回認知神経科学会学術集会)。また、幾つかの精神疾患において、ICD-10、ICD-11およびDSM-5の診断基準には疲労感、易疲労性が明記されているが、ADHDに関しそのような記載がないので、今後の課題として、アンケートにより睡眠の質や量と精神的/身体的疲労感の有無の調査を実行する予定である。加えて、認知的特性の調査として、意欲、運動の器用さ、注意の持続、注意の転導性を調査し、この点についてはいまだ明らかにされていないのでADHDの特徴を捉えるために調査研究を進めていかなければならない、このように徐々に明らかになってきた点を線でつなないだ一部を今後の展望も含めて(レビュー論文を)国際科学雑誌;Neurochemical Research,Volume47, Issue9, pp2890-2898, September (2022)に公表した。今後、ADHD児童を含む神経発達障害のアンケートにより中枢性/精神疲労の有無を調査し、行動、認知、分子の基盤を解明していく。
英文摘要
研究期間のほとんどが新型コロナ感染症の状況下での研究を強いられ、ADHD児を対象とした尿採集はおろかアンケートさえも協力を得ることができなかった。幸い所属研究機関で大学生195名を対象にしたAASS尺度のアンケートおよび尿サンプルデータを取ることができた。その結果、ADHD傾向の不注意群の中枢性疲労/精神疲労度は多動・衝動群よりも高く、さらに尿中ノルアドレナリン代謝物質の亢進とドーパミン代謝物質の低下がみられ、モノアミン神経系のアンバランスを示唆していた(第25回認知神経科学会学術集会、第85回日本心理学会にて発表)。一方、中枢性疲労/精神疲労の原因物質に関して、我々はトリプトファンの脳内亢進原因説を唱えてきたので、ADHDの不注意特徴と易疲労性との間に相関があるのではないかという仮説を提案している(第27回認知神経科学会学術集会)。また、幾つかの精神疾患において、ICD-10、ICD-11およびDSM-5の診断基準には疲労感、易疲労性が明記されているが、ADHDに関しそのような記載がないので、今後の課題として、アンケートにより睡眠の質や量と精神的/身体的疲労感の有無の調査を実行する予定である。加えて、認知的特性の調査として、意欲、運動の器用さ、注意の持続、注意の転導性を調査し、この点についてはいまだ明らかにされていないのでADHDの特徴を捉えるために調査研究を進めていかなければならない、このように徐々に明らかになってきた点を線でつなないだ一部を今後の展望も含めて(レビュー論文を)国際科学雑誌;Neurochemical Research,Volume47, Issue9, pp2890-2898, September (2022)に公表した。今後、ADHD児童を含む神経発達障害のアンケートにより中枢性/精神疲労の有無を調査し、行動、認知、分子の基盤を解明していく。
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Is Each Subtype of ADHD Associated With Fatigue Factors?
ADHD 的每种亚型都与疲劳因素相关吗?
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Masakazu Morinaga, Masatoshi Yamashita,Takanobu Yamamoto]
通讯作者:
Masatoshi Yamashita,Takanobu Yamamoto
中枢性疲労を基盤とした不注意/ADHD傾向に関する神経化学的研究
基于中枢疲劳的注意力不集中/ADHD倾向的神经化学研究
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[小林幹太, 福田弥咲, 山口遼, 野元明日香, 堂山亞希, 杉岡千宏, 山本隆宣]
通讯作者:
山本隆宣
ADHDの行動特徴と中枢性疲労との関係
ADHD行为特征与中枢性疲劳的关系
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Sudo Ryunosuke, Nakashima Satoshi F., Ukezono Masatoshi, Takano Yuji, Lauwereyns Johan, 山下 雅俊,盛永 政和,山本 隆宣,宮本 葵,川合 悟,大久保 純一郎]
通讯作者:
山下 雅俊,盛永 政和,山本 隆宣,宮本 葵,川合 悟,大久保 純一郎
Tryptophan誘発性疲労に依存した不注意行動について
色氨酸引起的疲劳导致的注意力不集中行为
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[林透, 深野政之, 山崎慎一, 大関智史, 司城紀代美, 山本隆宣]
通讯作者:
山本隆宣
不注意を主徴とする注意欠如多動症の中枢性疲労と神経伝達物質動態に関する基幹研究
以注意力不集中为主要症状的注意力缺陷多动障碍中枢疲劳与神经递质动态的基础研究
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[山下 雅俊, 山本 隆宣]
通讯作者:
山本 隆宣
末梢組織におけるドーパミンの生体内動態とその生理的意義に関する研究
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批准号:62770145
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1987
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负责人:山本 隆宣
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依托单位: