吸水調整剤を用いた打継部の新しい耐久性能の改善

使用吸水调节剂提高接头的耐久性

• 批准号: 20K04654
• 负责人: 緑川 猛彦
• 金额: $ 2.33万
• 依托单位: Fukushima National College of Technology
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K04654/
• 关键词: 曲げ引張強度; 打設面深さ; 打継面; 面木; 洗出し処理; 洗い出し処理; 転写型枠; 目荒し深さ; 吸水調整剤; 目荒らし; 曲げ強度試験; 直接せん断試験; 割裂引張試験; プレキャストコンクリート; 打継ぎ部; 目荒し; 耐久性

プレキャスト部材では部材間の継手の存在は不可避である。構造物の接合部は構造上および耐久性上の弱点となりやすいことから入念な打継面の処理が求められる。一般的に打継面は，コンクリート表面をはつるチッピングや凝結遅延剤の塗布および高圧水の噴射によるコンクリート表面層の除去が行われるが，これらの作業は比較的重労働を伴うものであり，作業の省力化の観点からは出来るだけ少ないほうが望ましい。一方，突起シートや波型を型枠に貼り付ける方法や，塗布するのみで通常の打継ぎ処理と同等の性能を確保できる吸水調整剤が開発され，様々な現場で適用されている。これらの製品は打継面の性能を向上させることは元より，作業の省力化の観点からも歓迎すべきものである。本研究では，打継面の接着強度を向上させる要因が打継面の面積なのか，打継面の深さなのかを明確にするために，後打ち部との接触面積が同等となる複数の面木を用いて打継面を形成し，接着強度に与える影響を検証した。その結果，(1)吸水調整剤を使用することで，先行部と後打ち部の付着強度は向上し，一体となって挙動すると考えられる。(2)洗出しを行わない場合でも，洗出しを行った場合と同程度の凹凸係数を有していれば，洗出しを行った場合と同等の曲げ引張強度を確保でき，さらに，打継面深さを大きくすることで，曲げ引張強度は大きくなることを確認した。(3)面木の方向を縦方向にすることで面木を横に配置した場合よりも曲げ引張強度は大きくなる傾向であった。(4)吸水調整剤塗布の有無が打継面の透水深さに与える影響は小さかった。

There is no way to avoid the existence of the hand between the components. The joint of the structure is weak in structure and durability. General surface treatment, surface treatment, condensation, coating, high-pressure water injection, surface treatment, removal, operation, compared with the weight of the treatment, operation, labor-saving point treatment. On the one hand, the protrusion type and waveform type are applied to the coating, and the common coating treatment and equivalent performance are ensured. The water absorption adjustment agent is developed and applied to the field. This product has a high performance, low cost, and low productivity. In this study, the bonding strength of the punching surface is mainly due to the area of the punching surface, the depth of the punching surface, and the contact area of the rear punching portion. As a result,(1) the water absorption adjustment agent is used, and the first part is used, and the second part is used. (2)In the case of washing out, in the case of washing out, in the case of washing (3)The direction of the surface wood is different from the direction of the surface wood. (4)Water absorption adjustment agent coating has no impact on the penetration depth of the surface.

项目成果

コンクリート打継面の断面性状が曲げ引張強度に及ぼす影響

混凝土浇筑接缝面截面特性对抗弯抗拉强度的影响

• 发表时间: 2021
• 作者: 緑川猛彦;徳光卓;杉江匡紀;吉次優祐;西田孝弘，河合慶有，齋藤淳，大即信明;藤田訓裕，岩本ちひろ，高梨宇宙，大竹淑恵，野田秀作;渡邉優也，高木涼子，吉次優祐，緑川猛彦;藤田 訓裕;西田孝弘，山路徹，加藤絵万，佐々木秀郎;高木涼子，鈴木香南，杉江匡紀，緑川猛彦
• 通讯作者: 高木涼子，鈴木香南，杉江匡紀，緑川猛彦

種々の鉛直打継面の状態が付着性状に及ぼす影響

各种垂直接缝表面条件对粘合性能的影响

• 发表时间: 2020
• 期刊: プレストレストコンクリート の発展に関するシンポジウム
• 作者: 吉次優祐;緑川猛彦;高橋康太郎;杉江匡紀
• 通讯作者: 杉江匡紀

コンクリート打継部の表面性状がせん断強度に及ぼす影響

混凝土接缝表面纹理对抗剪强度的影响

• 发表时间: 2021
• 作者: 緑川猛彦;徳光卓;杉江匡紀;吉次優祐;西田孝弘，河合慶有，齋藤淳，大即信明;藤田訓裕，岩本ちひろ，高梨宇宙，大竹淑恵，野田秀作;渡邉優也，高木涼子，吉次優祐，緑川猛彦;藤田 訓裕;西田孝弘，山路徹，加藤絵万，佐々木秀郎;高木涼子，鈴木香南，杉江匡紀，緑川猛彦;佐藤 遥，佐藤朋也，吉次優祐，緑川猛彦
• 通讯作者: 佐藤 遥，佐藤朋也，吉次優祐，緑川猛彦

二値化画像の解析によるコンクリート打継部の定量化

通过分析二值图像量化混凝土接缝

• 发表时间: 2021
• 作者: 緑川猛彦;徳光卓;杉江匡紀;吉次優祐;西田孝弘，河合慶有，齋藤淳，大即信明;藤田訓裕，岩本ちひろ，高梨宇宙，大竹淑恵，野田秀作;渡邉優也，高木涼子，吉次優祐，緑川猛彦
• 通讯作者: 渡邉優也，高木涼子，吉次優祐，緑川猛彦

鉛直打継面の曲げ引張強度の向上に関する基礎研究

提高垂直焊缝接头表面弯曲抗拉强度的基础研究

• 发表时间: 2022
• 期刊: 第31回プレストレストコンクリートの発展に関するシンポジウム
• 作者: Yuya Wakabayashi;Yasushi Takeuchi;Futoshi Kawana;Kazuhiro Watanabe;吉次 優祐，緑川 猛彦，正木 守
• 通讯作者: 吉次 優祐，緑川 猛彦，正木 守