瀬戸内海沿岸部の近代化にともなう土着型建築生産技術の盛衰

伴随濑户内海沿岸现代化的本土建筑制作技术的兴衰

• 批准号: 20K04832
• 负责人: 牛島 朗
• 金额: $ 2.75万
• 依托单位: Yamaguchi University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K04832/
• 关键词: 構法; 材料; 近代化; 生業; 地域資源; 地質; 地形; 近代産業; 花崗岩; 石柱; 石材; 軸組; 瀬戸内海; 土着; 建築生産; 建築技術

本年度は，これまでの調査を踏まえ，各対象地域で見られる独自の建築生産技術に関する検証及び時間軸を踏まえた分析を試みている。その中で，地域固有の建築技術発展と各地域特有の地形・地質，さらには生業の在り方が大きく関係する点が示された。土地との結びつきは，古来より各地域の生業の在り方を規定することになる。さらに，近代以降は新たな産業の発展が生じ，その過渡的段階において，独自の材料の使用や建築技術的変化が生じていた。花崗岩の採石が近代以降活発となる瀬戸内海沿岸の島嶼部では，採石技術の変化の中で，端材の有効活用が図られるが，技術的に成熟を遂げることなく、あくまでも個別の建主毎で異なる展開を遂げた。結果として，同様の石柱を軸組材とする構法を採用しながら，多様なバリエーションを生み出している。一方，特有の地質環境を有する中山間の農業地域では，近代以降新たな材料や構法の導入が図られる中，木造建築における技術的な発展が生じるとともに，時代毎の住要求の変化に応じ，新たな建築形式としての型を獲得するに至る。つまり，現在各地に残存する希少な伝統的建築物を捉える上で，年代的な希少性と合わせ，各地域が迎えた近代化の在り様と生業の変化とを詳細に検証することは，「地域資源」として各地の建築を捉える際，重要な手法になると位置づけることが出来る。また，日本における近代化は，必ずしも画一的に進行したわけではなく，各地の近世的な構造や土地の個性に依拠しながら，試行錯誤を経て生じていたことが窺える。

This year は こ れ ま で の tread survey を ま え, each see as regional で seaborne ら れ る の building production technology alone に masato す る 検 and び timeline を tread ま え た analysis を try み て い る. そ の で, inherent 発 の building technology exhibition と regional geographic characteristic の topographical, geological, さ ら に は profession の in り が big き く masato is す る point が shown さ れ た. The land と <s:1> is related to び び よ, and in ancient times よ, the livelihood <e:1> of the local people in each region is regulated by the local を at する とになる とになる とになる. さ ら に, modern with new た は な industry の 発 exhibition が じ, そ の transition Duan Jie に お い て, alone の の materials use や variations of architectural technology が raw じ て い た. Granite の quarrying が modern to live 発 と な る neo-ichinose opens the inland sea coast の island department で は, quarrying technology の variations in の で, side material の have sharper use が 図 ら れ る が, mature technology に を hence げ る こ と な く, あ く ま で も individual の built their Lord で different な る launched を hence げ た. Results と し て, with others in pillars of の を axis group material と す る を adopts the methods of building し な が ら, many others な バ リ エ ー シ ョ ン を raw み out し て い る. Side, を の geological environment with unique す る の mountains in regional agricultural で は, modern with new た な や material constitutive law の import が 図 ら れ る, wooden building に お け る technology な 発 exhibition が raw じ る と と も に, era in their の living requirements の variations change に 応 じ, new た な architectural form と し て の を get す る に to る. つ ま り, now around に residual す る rare な 伝 system building を catch え る で, s な rare sex と close わ せ, geographic が meet え の た modernization in り others と profession の variations change と を detailed に 検 card す る こ と は, "regional resources" と し て の buildings around を catch え る interstate, important な gimmick に な る と position づ け る こ と が る. ま た, Japan に お け る は, modernization will ず し も に of painting a し た わ け で は な く, around の や な structure of modern land の に personality in 拠 し な が ら, pilot error を 経 て raw じ て い た こ と が peep え る.

项目成果

石柱を主要構造部材とする小屋の建築的特徴 大津島における石柱構造物の研究 その3

以石柱为主要构件的小屋的建筑特征 大津岛石柱结构研究之三

• 发表时间: 2022
• 期刊: 2021年度日本建築学会中国支部研究報告集
• 作者: 宮島翼 ; 牛島朗 ; 孔相権 ; 濱定史
• 通讯作者: 濱定史

秋吉台周辺の農村集落における”ホンヤ”と”ナガヤ”の関係から見た屋敷配置の特性

从秋吉台周边乡村的“本屋”和“长屋”的关系看宅邸布局的特点

• 发表时间: 2023
• 期刊: 日本建築学会中国支部研究報告集
• 作者: 堀池信芳;岡本則子;大鶴徹;富来礼次;松岡恭行;益田雅大;田村優光・牛島朗・孔相権
• 通讯作者: 田村優光・牛島朗・孔相権

美祢市秋芳町堅田地区の村落形態とアライバの関係 別府弁天池周辺集落の湧水利用に関する基礎的研究 その2

美祢市秋吉町片田地区的村庄形态与arriba的关系别府弁天池周边村庄的泉水利用基础研究第2部分

• 发表时间: 2023
• 期刊: 日本建築学会中国支部研究報告集
• 作者: 下島 康弘;吉澤 望;山口 秀樹;Kensuke KATAYAMA;伊丹絵美子;加納奈津花・牛島朗・孔相権
• 通讯作者: 加納奈津花・牛島朗・孔相権

美祢市秋芳町堅田地区における集落空間構成と水利システム 別府弁天池周辺集落の湧水利用に関する基礎的研究 その1

美祢市秋吉町方田地区村庄空间结构与用水系统 别府弁天池周边村庄泉水利用基础研究第1部分

• 发表时间: 2023
• 期刊: 日本建築学会中国支部研究報告集
• 作者: 池田夏菜;富来礼次;岡本則子;大鶴徹;加納奈津花・牛島朗・孔相権
• 通讯作者: 加納奈津花・牛島朗・孔相権

地方自治組織と産業が都市形成に及ぼした影響 山口県宇部市の都市形成プロセスに関する基礎的研究 その1

地方政府组织和产业对城市形成的影响 山口县宇部市城市形成过程基础研究第1部分

• 发表时间: 2022
• 期刊: 2021年度日本建築学会中国支部研究報告集
• 作者: 久保田百香 ; 牛島朗 ; 孔相権
• 通讯作者: 孔相権