食品素材グルコサミンの脱アセチル化酵素サーチュインを介した新規軟骨保護作用の解明
食品素材グルコサミンの脱アセチル化酵素サーチュインを介した新規軟骨保護作用の解明
批准号:
20K05932
负责人:
五十嵐 庸
金额:
$2.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
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英文摘要
超高齢化社会の日本において、運動器の加齢関連障害の予防は重要な命題である。その中でも変形性関節症(OA)は、関節軟骨がさまざまな要因で変成し、関節の変形を生じて疼痛や機能障害などをおこす疾患で、加齢とともに増加し、我が国では1,000万人以上の患者がいると推定されている。現在、OAの保存的療法としては非ステロイド性抗炎症薬などによる薬物療法や運動療法などが行われている。そこで、これまでOAに対する機能性食品であるグルコサミン(GlcN)の作用に着目し、研究を進めている。研究代表者らは、すでに軟骨細胞にGlcNを作用させるとサーチュイン(SIRT)1の発現が亢進することを明らかにしている。また、OA患者の軟骨細胞では健常人と比較してSIRT1タンパク質が減少していることなど、SIRT1とOAの関連が注目されている。そのため、軟骨細胞においてGlcNが長寿遺伝子としてSIRT1発現を亢進して、SIRT1の標的タンパク質を脱アセチル化することによりその機能を調節し、その結果として軟骨保護作用を発揮するのではないか、という仮説のもと、研究を開始した。そこで、まず軟骨細胞において、GlcNにより脱アセチル化されるSIRT1標的タンパク質の探索を行った。その結果、がん抑制タンパク質と知られるp53が同定された。現在、p53の脱アセチル化を介したGlcNの新規生理作用の解明を進めている。また、p53以外にもFoxO1などのいくつかのタンパク質が候補として挙がってきた。現在、FoxO1の脱アセチル化におけるGlcNの新規機能解析など、その詳細を検討している。
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