観光化が進む世界遺産の歴史的都心における住環境の変化と課題の考察
観光化が進む世界遺産の歴史的都心における住環境の変化と課題の考察
批准号:
19H02327
负责人:
吉良 森子
金额:
$9.65万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2023-03-31
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英文摘要
2021年度はコロナ禍で海外での視察を計画することは困難と考え、勉強会を行った。2022年3月にフエの視察を行った。グエン朝の皇帝廟を視察し、フエ市の保存センター、住民にインタビューを行った。また、市内にあるアグリツーリズムを訪ねてインタビューをした。フエは観光の中心である皇帝廟は郊外に点在し、都市の中心は、フォン川を挟んで王宮のある宮城地区と植民地時代にフランスによって開発された新市街に分かれている。観光ホテルは新市街にあるのでフォン川北側の宮城地区とその周辺に観光客が集中しているわけではない。 宮城内は観光のための店舗やカフェも点在しているが、現時点では住民との暮らしに影響を与えるほどではない。本研究の他の都市と比較すると、古くからの生活習慣や暦に沿った暮らしが継続されている様子が見られた。住宅の中心に先祖代々を祀り、街角には近隣のためのお参り場所がみられた。宮城内の建物は伝統的な木造の町家や戸建て住宅からブロック積みのヨーロッパの洋式建築を模した町家に建て替えられ、伝統的な町家保存の意識はあまり見られない。伝統的な住宅や町家を観光客が見学できる場所も多少は見られたので、観光によって伝統的な街並みの価値が意識される可能性もある。これは京都で歴史的な町家が観光やニ拠点居住によって保存が促進されたことに通じる。フエの皇帝廟はそれぞれの廟において異なる世界観・周辺の自然へのビジョンの違いが示されている。そのことでアジア建築の人間の自然への敬意を印象付け、ヨーロッパの建築文化財との違いが際立った。自然との共生がテーマである21世紀に新しいメッセージとなっていくのではないか。市街地の近くの農地ではアグリツーリズムがある。歴史的都市・文化財の観光とともに農業や自然の観光があることは、都市と農地・自然を別世界ととらえず、共存する存在として示す21世紀的なメッセージである。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Siem Reap / Angkor -The formative process and a sustainable development as a tourism station
暹粒/吴哥 - 作为旅游站的形成过程和可持续发展
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[黒岩 千尋, 中川 武, 小岩 正樹]
通讯作者:
小岩 正樹
仏領期シェムリアップにおける宿泊施設の計画について -カンボジア・シェムリアップのツーリズム拠点としての発展過程
法国时期暹粒住宿设施规划——柬埔寨暹粒作为旅游基地的发展历程
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[黒岩 千尋, 中川 武, 小岩 正樹]
通讯作者:
小岩 正樹
APSARA National Authority/Siem Reap Provincial Administration(カンボジア)
APSARA 国家管理局/暹粒省管理局(柬埔寨)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
海外基金