現代における栽培植物の成立過程-ベトナムのドクダミ栽培とその利用に着目して-
現代における栽培植物の成立過程-ベトナムのドクダミ栽培とその利用に着目して-
批准号:
19J10073
负责人:
古橋 牧子
金额:
$1.47万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-25 至 2021-03-31
中文摘要
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英文摘要
2019年度7月から9月まで、ベトナム南部カントー市に滞在し、ドクダミ栽培が盛んにおこなわれているヴィンロン省にて、ドクダミに関するアンケート調査を実施した。アンケートでは、ドクダミを利用する目的と方法およびドクダミの形態に関する嗜好性について回答を得た。アンケートの回答を分析した結果、ドクダミ生産者と非生産者では、ドクダミの形態に関する嗜好性に差異がみられた。これは栽培植物の成立過程の複雑性を考察する上で重要な知見である。2020年度は、文献調査とこれまで収集したデータの分析を実施した。文献調査では、主にドクダミの利用に関するベトナム語の資料を収集した。文献からベトナムにおけるドクダミ利用の歴史をみると、14世紀頃にはすでにベトナムでドクダミが利用されていた可能性が高いことが明らかとなった。また、ベトナム南部メコンデルタにおけるドクダミの具体的な栽培方法や利用法を整理して分析したところ、マイナークロップであるドクダミが、比較的大きな資本や労力を投下され栽培されていたことが明らかとなった。さらに農家と仲買人と市場商人を結ぶ流通のシステムが構築され、出荷に向けた様々な工夫がなされるなど、経済的にも重要な作物であることが確認された。また、メコンデルタでは、かつて水田だった大規模な土地で、ドクダミが商品作物として栽培されていた。この事例は、土地利用におけるメジャークロップとマイナークロップの交代を示すものである。メコンデルタでは、ドクダミを週4日利用する人がいるなど、日常生活に欠かせないものであることがわかった。このようなドクダミの栽培と利用の実態から、メコンデルタの地域社会の変化を垣間見ることができた。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
薬草およびハーブとしてのドクダミ利用の伝承と実践
使用Houtodyami 作为药用植物和草药的传统和实践
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Anna Ignatochkina, Yuko Takagi, C. Kiong Ho, Anna Ignatochkina, 古橋牧子, 古橋牧子]
通讯作者:
古橋牧子
ドクダミの薬草としての伝統と実践
Dokudami 作为药草的传统和实践
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Anna Ignatochkina, Yuko Takagi, C. Kiong Ho, Anna Ignatochkina, 古橋牧子]
通讯作者:
古橋牧子
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