方法としての近代陽明学―日本・東アジア近代思想史の再検討
方法としての近代陽明学―日本・東アジア近代思想史の再検討
批准号:
19J12674
负责人:
GU WENYING
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-25 至 2021-03-31
中文摘要
本年度は、主に下記のように研究を進めた。1、生野の変に参与した北垣晋太郎、進藤俊三郎、西村庄兵衛らの門下生と師の池田草庵との思想的な関係を考察するために、生野の変の関連史料を収集し、整理した。従来の研究は、池田草庵の思想と生野の変に参加した門人らとの関係を対立の面で捉えることが多かったが、史料の解読や整理により、師草庵の影響を無視できないことがわかった。それらを今後、成果物としてまとめていく計画である。2、山田方谷の関連資料を収集し、諸史料の全面的な読解作業を行い、儒学思想と軍制改革、獄政改革、撫育政策などの藩政改革を中心に研究を進めた。儒学思想を検討することにより、方谷における「良知」「知覚感応」と万物一体論を明らかにしたうえで、その儒学思想と経世論の関係性を検討している。それらの成果の一部を日本思想史研究会、東アジア思想文化研究会で発表し、「山田方谷における君主の仁徳論と撫育政策」にまとめ、学術誌に掲載した。3、三島中洲の関連資料の収集と整理を行い、勉学経歴、儒学思想、西洋認識などから考察を進めた。朱子学、陽明学、考証学、西洋の学問などを基礎に、中洲の思想が形成されたことを明らかにした。また、長崎大浦の英館に身を寄せていた清国人の林雲逵との筆談録『瓊浦筆談』に関する考察により、清朝の知識人と比べ、三島中洲は西洋に対する排斥感や嫌悪感が少なく、西洋文明に親近性を感じ、それを積極的に受け入れようとしていることがわかった。今、それらの成果をまとめ、論文を執筆している。今後、上記1、2、3の研究を中軸に据えて博士論文としてまとめていく計画である。
英文摘要
本年度は、主に下記のように研究を進めた。1、生野の変に参与した北垣晋太郎、進藤俊三郎、西村庄兵衛らの門下生と師の池田草庵との思想的な関係を考察するために、生野の変の関連史料を収集し、整理した。従来の研究は、池田草庵の思想と生野の変に参加した門人らとの関係を対立の面で捉えることが多かったが、史料の解読や整理により、師草庵の影響を無視できないことがわかった。それらを今後、成果物としてまとめていく計画である。2、山田方谷の関連資料を収集し、諸史料の全面的な読解作業を行い、儒学思想と軍制改革、獄政改革、撫育政策などの藩政改革を中心に研究を進めた。儒学思想を検討することにより、方谷における「良知」「知覚感応」と万物一体論を明らかにしたうえで、その儒学思想と経世論の関係性を検討している。それらの成果の一部を日本思想史研究会、東アジア思想文化研究会で発表し、「山田方谷における君主の仁徳論と撫育政策」にまとめ、学術誌に掲載した。3、三島中洲の関連資料の収集と整理を行い、勉学経歴、儒学思想、西洋認識などから考察を進めた。朱子学、陽明学、考証学、西洋の学問などを基礎に、中洲の思想が形成されたことを明らかにした。また、長崎大浦の英館に身を寄せていた清国人の林雲逵との筆談録『瓊浦筆談』に関する考察により、清朝の知識人と比べ、三島中洲は西洋に対する排斥感や嫌悪感が少なく、西洋文明に親近性を感じ、それを積極的に受け入れようとしていることがわかった。今、それらの成果をまとめ、論文を執筆している。今後、上記1、2、3の研究を中軸に据えて博士論文としてまとめていく計画である。
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幕末期陽明学者池田草庵の修身論について
论江户末期阳明学者池田宗庵的修身论
DOI:
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发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Nitta, H, & Hashiya, K., 古文英]
通讯作者:
古文英
「陽明学者」池田草庵の儒学思想再考―幕末期における折衷的な学問に着目して―
重新思考“阳明学者”池田宗庵的儒家思想——以江户末期的折衷学术为中心——
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
東アジアの思想と文化
影响因子:
--
作者:
[古文英, Takahiro Tsukamoto, 山野上麻衣, 古文英]
通讯作者:
古文英
方法としての陽明学―幕末維新期の陽明学者池田草庵を中心に
作为方法的阳明学:以江户末期明治维新时期的阳明学者池田宗庵为中心
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yosuke Sasama, Taisuke Kageura, Katsuyoshi Komatsu, Satoshi Moriyama, Jun-ichi Inoue, Masataka Imura, Kenji Watanabe, Takashi Taniguchi, Takashi Uchihashi, Yamaguchi Takahide, 古文英]
通讯作者:
古文英
山田方谷の君主像と庶民観
山田保屋的君主像和他的百姓观
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[鳥居 志保, 大場 靖子, 佐々木 道仁, 和田 雄治, Jody Hobson-Peters, Roy Hall, 澤 洋文, 古文英]
通讯作者:
古文英
山田方谷の儒学思想の形成―京都・江戸の修学時代を中心に―
山田穗哉儒家思想的形成 - 以他在京都和江户的学生时代为中心 -
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Nitta, H., & Hashiya, K., 古文英]
通讯作者:
古文英
共 10 条