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縮小模擬実験を駆使した火山空振の音源理解と観測の高度化

了解火山空气振动的来源并使用缩小模拟实验改进观测

基本信息

批准号：
19J13999
负责人：
山河和也
金额：
$ 1.09万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2019
资助国家：
日本
起止时间：
2019-04-25 至 2021-03-31
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-19J13999/
关键词：
空振火山アレイ解析音響伝播アレイ観測

项目摘要

本研究のテーマの一つである小規模な3次元的アレイによる観測実験に関して，期待とは異なり，観測波形の重要な周波数帯域について異常な推定結果を持つことが示され，種々の数値実験にてこの異常な結果は解析手法に由来するものではなく，観測波形が持つ特徴であることが明らかとなった。この現象は，今後の空振アレイ観測全般の結果を解釈していく際のキーポイントになりうることから，本研究はこの結果を解釈することに注力した。数値シミュレーションによる空振伝播における地形効果の定量化を行い，山頂地形が観測された異常な現象を生み出していることを明らかにし，さらに数値シミュレーションと観測結果を比較することで，音源位置の中でも制約するのが難しい音源高さの範囲を絞ることに成功した。2020年度前期は，上述の異常な推定結果に関する数値実験とそれに関する共同研究者との議論を行った。2020年度後期以降は共同研究者と合流して，異常な推定結果に関する数値テストを含む，小規模な3次元的アレイ観測に関する論文執筆と数値シミュレーションを実施し，地形効果を評価した。また，博士論文の重要な材料となる，霧島硫黄山での観測実験も2020年10月に実施することができた。本研究を通して，新しい空振観測の手法が開発され，今後の空振アレイ解析の結果を解釈する上で極めて重要となる知見が獲得された。また，空振アレイによる音源領域の制約に関して，期待以上の成果を得ることに成功した。アレイ観測実験に関する論文は研究期間中の受理とはならなかったが，2021年度中には受理されている。なお，2019年度のストロンボリにおける観測実験に関連している国際的な火山学の実習に関する報告書が火山学会誌に投稿されている。

In this study, the measurement results of small-scale three-dimensional measurements are expected to be different, and the estimated abnormal results of the measurement waveforms in important frequency bands are expected to be different, and the number values of the abnormal results are analyzed. This phenomenon is the result of the air vibration test in the future. During the quantification of terrain effects during air vibration propagation in digital measurement, it has been clarified that abnormal phenomena such as mountain top terrain observation have occurred. Moreover, by comparing digital measurement results with observation results, it has been successful to restrict the difficulty of sound source position and to increase the range of sound sources. In the early part of 2020, the number of abnormal estimation results mentioned above has been discussed by the co-investigators. In the late 2020s, co-investigators will gather and evaluate the results of abnormal tests, including those of small-scale three-dimensional tests. In addition, as an important material for the doctoral thesis, the observation and measurement of Kirishima Suluhuang Mountain will be implemented in October 2020. This study provides a new method for the measurement of air vibration, and it is very important to understand the results of air vibration analysis in the future We hope that the above achievements will be successful. In 2021, the number of papers accepted during the research period was 1,000. In 2019, the report on the study of volcanology was submitted to the Journal of the Volcanology Society.

项目成果

期刊论文数量（6）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

空振小アレイ観測を駆使した霧島での2つの観測実験

充分利用空中探测小阵列观测的雾岛两次观测实验

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
影响因子：
0
作者：
山河和也;市原美恵;村松弾;松島健;和田路加;高橋英俊;下山勲
通讯作者：
下山勲

水あめ噴火実験を通して噴火様式を決める条件について考える

通过淀粉糖浆喷发实验思考决定喷发方式的条件

DOI：
发表时间：
2019
期刊：
影响因子：
0
作者：
飯塚　啓太郎，根津　友紀子;大島義人;江里口歡人;水谷好成，小角聖，西鳥羽俊介，富川洋子;市原美恵・山河和也・岩橋くるみ・西條祥・菅野洋
通讯作者：
市原美恵・山河和也・岩橋くるみ・西條祥・菅野洋

ストロンボリにおける立体的な小規模空振アレイ観測の仰角推定性能

斯特龙博利三维小尺度空气阵列观测仰角估计性能

DOI：
发表时间：
2020
期刊：
影响因子：
0
作者：
山河和也;市原美恵;村松弾;松島健;和田路加;高橋英俊;下山勲;山河和也・市原美恵・Claudia Sanchez・池田航・Giorgio Lacanna・Maurizio Ripepe
通讯作者：
山河和也・市原美恵・Claudia Sanchez・池田航・Giorgio Lacanna・Maurizio Ripepe

ストロンボリにおける空振の3次元的小規模アレイ観測実験

斯特龙博利空气振动三维小尺度阵列观测实验