ゴンドワナ大陸衝突帯の形成過程の総合的理解:東南極リュツォ・ホルム岩体を例として
ゴンドワナ大陸衝突帯の形成過程の総合的理解:東南極リュツォ・ホルム岩体を例として
批准号:
19J20534
负责人:
高橋 一輝
金额:
$2.18万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-25 至 2022-03-31
中文摘要
本年度は昨年度に引き続き、ざくろ石に包有される石英の残留圧力を用いた圧力計を適用した。残留圧力はラマン分光計を用いて推定した。ラマンスペクトルの差と歪みの関係を用いて残留圧力を計算することで、石英の異方性を考慮した。また、ピーク位置の確度や、振動・気温といった外因による変動の影響も考慮した。茨城県の西堂平変成岩で採取された泥質片岩3サンプルを分析したところ、600 ℃において5.7-9.3 kbar、6.1-8.6 kbar、5.2-7.1 kbarとなり、地質温度圧力計の結果(4.5-6.9 kbar・630-660 ℃)より高圧な条件も得られた。これは、累進変成作用時のピーク圧力を示していると考えられる。また、西堂平変成岩の泥質片岩中の石墨のラマンスペクトルを測定した。およそ半分はD1バンドの無い完全に秩序化した石墨であったため、ピーク温度が炭質物の結晶化度に基づく温度計の高温限界である650 ℃近くであると確認された。さらに、東南極リュツォ・ホルム岩体(LHC)スカレビークスハルセン地域に産する苦鉄質グラニュライト中の石墨の多くも完全に秩序化した石墨であった。次に、電子線マイクロアナライザーによるモナズ石の年代測定をLHCのルンドボークスヘッタ地域に産する泥質グラニュライトと苦鉄質グラニュライトの間に見られるざくろ石に富む層に適用し、流体が浸透した年代の解明を試みた。年代やY濃度、REEパターンを基に、Yに富みThに乏しいコア(約600 Ma)とYに乏しくThに富むリム(約550 Ma)を持つ粒子の存在を確認した。その後、より正確かつ詳細な年代を得るために、バックグラウンド位置や標準試料、干渉補正、波高分析条件について検討した。また、年代誤差を計算する手法の検討を行い、初期鉛を無視できると仮定した場合の年代と元素濃度の関係式を近似することで計算するようにした。
英文摘要
本年度は昨年度に引き続き、ざくろ石に包有される石英の残留圧力を用いた圧力計を適用した。残留圧力はラマン分光計を用いて推定した。ラマンスペクトルの差と歪みの関係を用いて残留圧力を計算することで、石英の異方性を考慮した。また、ピーク位置の確度や、振動・気温といった外因による変動の影響も考慮した。茨城県の西堂平変成岩で採取された泥質片岩3サンプルを分析したところ、600 ℃において5.7-9.3 kbar、6.1-8.6 kbar、5.2-7.1 kbarとなり、地質温度圧力計の結果(4.5-6.9 kbar・630-660 ℃)より高圧な条件も得られた。これは、累進変成作用時のピーク圧力を示していると考えられる。また、西堂平変成岩の泥質片岩中の石墨のラマンスペクトルを測定した。およそ半分はD1バンドの無い完全に秩序化した石墨であったため、ピーク温度が炭質物の結晶化度に基づく温度計の高温限界である650 ℃近くであると確認された。さらに、東南極リュツォ・ホルム岩体(LHC)スカレビークスハルセン地域に産する苦鉄質グラニュライト中の石墨の多くも完全に秩序化した石墨であった。次に、電子線マイクロアナライザーによるモナズ石の年代測定をLHCのルンドボークスヘッタ地域に産する泥質グラニュライトと苦鉄質グラニュライトの間に見られるざくろ石に富む層に適用し、流体が浸透した年代の解明を試みた。年代やY濃度、REEパターンを基に、Yに富みThに乏しいコア(約600 Ma)とYに乏しくThに富むリム(約550 Ma)を持つ粒子の存在を確認した。その後、より正確かつ詳細な年代を得るために、バックグラウンド位置や標準試料、干渉補正、波高分析条件について検討した。また、年代誤差を計算する手法の検討を行い、初期鉛を無視できると仮定した場合の年代と元素濃度の関係式を近似することで計算するようにした。
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Age error estimation for electron microprobe dating of monazite based on approximation
基于近似的独居石电子探针测年年龄误差估计
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
Earth Evolution Sciences
影响因子:
--
作者:
[Ohei Tanaka , Ryuhei Harasawa , Yuta Mizukami , Marcin Konczykowski , Nobuyuki Kurita , Hidekazu Tanaka , Eun-Gook Moon , Yuichi Kasahara , Yuji Matsuda , Kenichiro Hashimoto , Takasada Shibauchi, 領塚正浩・米田穣・近藤 修・谷畑美帆・山口晴香・皆川真莉母, 山口晴香・米田穣・ 近藤修・設楽博己・樋泉岳二・岡崎健治, Kazuki Takahashi]
通讯作者:
Kazuki Takahashi
DOI:
10.1016/j.precamres.2021.106534
发表时间:
2022-02
期刊:
Precambrian Research
影响因子:
3.8
作者:
[T. Basupi;T. Tsunogae;Kazuki Takahashi;Y. Tsutsumi]
通讯作者:
T. Basupi;T. Tsunogae;Kazuki Takahashi;Y. Tsutsumi
Fluid-assisted granulite-facies metamorphism of garnet-bearing mafic granulites in the Lutzow-Holm Complex, East Antarctica: Insights from phase equilibrium modeling and fluid inclusions
东南极洲 Lutzow-Holm 杂岩中含石榴石镁铁质麻粒岩的流体辅助麻粒岩相变质作用:来自相平衡模型和流体包裹体的见解
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kazuki Takahashi, Toshiaki Tsunogae]
通讯作者:
Toshiaki Tsunogae
Non-silicate minerals in garnet-bearing mafic granulites from Skallevikshalsen in the Lutzow-Holm Complex of East Antarctica.
东南极洲 Lutzow-Holm 杂岩中 Skallevikshalsen 含石榴石镁铁质麻粒岩中的非硅酸盐矿物。
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Takahashi, K., Tsunogae, T.]
通讯作者:
T.
The Magondi Belt in southern Africa: Implication for Paleoproterozoic crustal evolution in the northwestern Zimbabwe Craton
南部非洲的马贡迪带:对津巴布韦克拉通西北部古元古代地壳演化的影响
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Toshiaki Tsunogae, Prince Mandingaisa, Maideyi Lydia Meck, Md. Sazzadur Rahman, Sam Uthup, Kazuki Takahashi]
通讯作者:
Kazuki Takahashi
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