有限要素解析及び拍動循環試験に基づく二尖弁形成術の医工学的評価法確立に関する研究
有限要素解析及び拍動循環試験に基づく二尖弁形成術の医工学的評価法確立に関する研究
批准号:
19J23308
负责人:
高田 淳平
金额:
$1.98万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-25 至 2022-03-31
中文摘要
大動脈弁二尖弁疾患とは本邦でも人口の約1%に認められる症例であり、大動脈弁逆流症や狭窄症、または上行大動脈拡大等に進展する。今後の治療方針次第で患者QOL向上を望めるが、弁尖へ手術アプローチする場合は人工弁置換が一般的に実施される。人工弁は耐久性に富む一方で抗凝固剤の服用等課題が残ってしまう。これに対して、二尖弁疾患の弁形態による血行動態や弁開閉形態の違いを明確にすることにより、二尖弁疾患における形成術の確立を目指すのが本研究の目的である。昨年度までに、拍動循環シミュレータを用いた弁前後血行動態計測システム、有限要素解析を用いた弁閉鎖時形状・閉鎖時最大応力を算出する試験システムを構築した。本年度はこれらの試験システムを用いて明らかにした、大動脈弁二尖弁疾患の弁形態が弁機能に及ぼす影響に関する知見を基に、新たな大動脈弁二尖弁疾患に対する治療指針の取得に取り組んだ。これらの試験システムを基に大動脈二尖弁疾患に対する形成術式を考案すると、交連角度が対称に近づくと弁接合性能が改善されるが、弁開口面積が低下する。一方で交連角度が非対称に近づくと弁接合性能が悪化するが、弁開口面積が保たれる。しかし、弁開口位置が中央からずれて傾くために、実際の血行動態を想定すると、血管の長軸方向に対して傾くような血行動態になるのではないかと想定される。これはジェット流の衝突による大動脈拡大を引き起こすのではないかと考えた。そのため、二尖弁疾患に対しては弁尖がなるべく対称性を有するように形成術を施し、弁輪が狭窄しないように弁輪面積を確保するのが重要なのではないかという治療指針を得た。
英文摘要
大動脈弁二尖弁疾患とは本邦でも人口の約1%に認められる症例であり、大動脈弁逆流症や狭窄症、または上行大動脈拡大等に進展する。今後の治療方針次第で患者QOL向上を望めるが、弁尖へ手術アプローチする場合は人工弁置換が一般的に実施される。人工弁は耐久性に富む一方で抗凝固剤の服用等課題が残ってしまう。これに対して、二尖弁疾患の弁形態による血行動態や弁開閉形態の違いを明確にすることにより、二尖弁疾患における形成術の確立を目指すのが本研究の目的である。昨年度までに、拍動循環シミュレータを用いた弁前後血行動態計測システム、有限要素解析を用いた弁閉鎖時形状・閉鎖時最大応力を算出する試験システムを構築した。本年度はこれらの試験システムを用いて明らかにした、大動脈弁二尖弁疾患の弁形態が弁機能に及ぼす影響に関する知見を基に、新たな大動脈弁二尖弁疾患に対する治療指針の取得に取り組んだ。これらの試験システムを基に大動脈二尖弁疾患に対する形成術式を考案すると、交連角度が対称に近づくと弁接合性能が改善されるが、弁開口面積が低下する。一方で交連角度が非対称に近づくと弁接合性能が悪化するが、弁開口面積が保たれる。しかし、弁開口位置が中央からずれて傾くために、実際の血行動態を想定すると、血管の長軸方向に対して傾くような血行動態になるのではないかと想定される。これはジェット流の衝突による大動脈拡大を引き起こすのではないかと考えた。そのため、二尖弁疾患に対しては弁尖がなるべく対称性を有するように形成術を施し、弁輪が狭窄しないように弁輪面積を確保するのが重要なのではないかという治療指針を得た。
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Aortic root geometry following valve-sparing root replacement with reimplantation or remodeling: Experimental investigation under static continuous pressure
保留瓣膜根部置换再植入或重塑后的主动脉根部几何形状:静态连续压力下的实验研究
DOI:
10.1007/s10047-020-01242-4
发表时间:
2020
期刊:
J Artif Organs
影响因子:
1.3
作者:
[K. Sasaki, T. Kunihara, H. Kasegawa, M. Seki, H. Seki, J. Takada, S. Sasuga, R. Kumasawa, M. Umezu, K. Iwasaki]
通讯作者:
K. Iwasaki
Investigation of the influence of the commissure orientation on hydrodynamic peformances of the bicuspid aortic valve
连合方向对二尖瓣主动脉瓣流体动力学性能影响的研究
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[J.Takada, R.Kumazawa, K.Hattori, G.Nishimura, R.Moriwaki, M.Umezu, K.Iwasaki]
通讯作者:
K.Iwasaki
Development of a Pulsatile Circulatory System Incorporating a Bovine Mitral Valve for Modeling Mitral Valve Prolapse
开发包含牛二尖瓣的脉动循环系统,用于模拟二尖瓣脱垂
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[J. Takada, R. Moriwaki, G. Nishimura, K. Iwasaki]
通讯作者:
K. Iwasaki
Development of a Pulsatile Circulatory System for Investigating Hemodynamics in Ascending Aorta under 4D-MRI Environment
开发用于在 4D-MRI 环境下研究升主动脉血流动力学的脉动循环系统
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[N. Nakama, K. Hattori, J. Takada, G. Nishimura, R. Moriwaki, K. Iwasaki]
通讯作者:
K. Iwasaki
拍動循環シミュレータを用いた大動脈弁二尖弁疾患における交連角度が弁拍動性能に及ぼす影響の評価
使用脉动循环模拟器评估连合角对二叶式主动脉瓣疾病瓣膜搏动性能的影响
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[高田 淳平, 服部 薫, 熊澤 亮, 西村 剛毅, 森脇 涼, 梅津 光生, 岩﨑 清隆]
通讯作者:
岩﨑 清隆
共 9 条