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美術作品や歴史資料中の膠着剤の同定法の構築―方法の改善・発展と実践

美術作品や歴史資料中の膠着剤の同定法の構築―方法の改善・発展と実践
艺术品、史料中粘合剂鉴别方法的构建:方法的改进、发展与实践
批准号:
19K01133
负责人:
高嶋 美穂
金额:
$2.66万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31

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项目成果

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昨年度に引き続き、自然劣化した自作絵画レプリカサンプル(各種顔料+ウシ膠・卵黄・卵白、カゼイン・アラビアガム。今年度で約6年経年したサンプル)をELISA法で分析した。顔料+卵黄サンプルは抗オブアルブミン抗体に対する反応が1年前(検出限界0.0001%か0.001%)に比べて全体的に低下した(検出限界:0.001%か0.01%)が、他の膠着材を使ったレプリカサンプルでは各抗体に対する検出限界はほとんどかわらなかった。また昨年同様、Cuイオン・Feイオンなど特定の金属元素を含む顔料が入ったサンプルは他よりも検出感度が低くなるというはっきりとした傾向は認められなかった。顔料+ウシ膠サンプルでは検出感度の改善のため60℃湯煎しながらの超音波粉砕(1時間)を試みたが、1つの抗体(AB758)では改善されず、もう1つの抗体(ab34710)ではほぼすべての顔料において感度が低下する逆効果になったので湯煎は行わないことにした。さらにサンプル溶出液に含まれる尿素やSDSが検出感度を悪くさせている可能性を考えて炭酸水素ナトリウムやPBSで溶出したサンプルも分析したが、サンプル溶出液を使用した場合に比べて明らかに感度が低下したので、サンプル溶出液の変更も中止した。抗コラーゲンⅠ抗体の交差性を調べるために、ヤギ皮からコラーゲンⅠをペプシン可溶化して抽出し、反応させた。予想どおりヤギをホストとするAb758はヤギコラーゲンⅠには反応せず羊コラーゲンⅠには検出限界が0.001%と、他の動物由来のコラーゲンⅠに対してよりも反応が悪いことを確認した。今年度から蛋白質の検出にあたってはLC-MSに加えてアミノ酸分析機も導入することにし、アミノ酸の検出と、LC-MSによるデータベースサーチとマーカーペプチドの検出を合わせることで蛋白質の存在をより確実に検出できるようにした。
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