中国のポスト社会主義的状況における社会的弱者の「文化」創造と共生論理

中国后社会主义情境下的“文化”创造与社会弱势群体的共存逻辑

• 批准号: 19K01229
• 负责人: 奈倉 京子
• 金额: $ 2.33万
• 依托单位: University of Shizuoka
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2019
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2019-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-19K01229/
• 关键词: 障害者家族; 中国; ポスト社会主義的状況; 中間的領域／組織; 「新しい社会性」; 家族回帰; ライフストーリー; 民間組織; ポスト社会主義; ソーシャルワーク; 親密圏と公共圏; 障害のある子どもをもつ親; 社会的弱者; 文化創造

今年度は、日本、東南アジア、アフリカで障害者研究をおこなっている研究者と意見交換をし、中国における障害者家族と支援組織に関する現地調査の知見の特徴を明らかにすることができた。同時に、他の地域の障害研究の知見を学ぶことから、「障害者／健常者」の二項対立的な区分を乗り越えるための「共生の文化」は如何にして形成されるのかを探究することことができた。その成果は、『文化人類学』の特集としてまとめた。特集では、マジョリティとマイノリティの区別を取り払い、顔の見える具体的な人間が集う場において、多様な人間の相互行為と協働関係による「カルティベーション（cultivation, 耕すこと）」の実践に着目した。そのような実践から生まれる状況的で一貫性のない作法、技法、発想を「共生の文化」と捉えた。これに対し、公的な場において政治家や専門家により発案された普遍性、一貫性のある規範、抽象的な理念を「共生論理」と表現し、これまで社会運動や障害研究のよって形成されてきた、障害をめぐる「共生論理」と差異化し、「共生論理」よりもそれぞれの場における「共生の文化」を生み出すための方法を探究することができた。さらに、文化相対主義的視点に立ち、障害というパースペクティブのより、「一元的な近代化」の問題を指摘することができた。このような研究交流により、改めて社会主義国家・中国の障害者とその家族の生の営みの特徴を明らかにすることができた。

This year, Japan, South China, South China, Japan, South China, Japan, Japan, South Korea, South China, Japan, Japan, South China, Japan, Japan, South Korea, South Korea, Japan, South Korea, South Korea, Japan, Japan, South Korea, South Korea, At the same time, the study of regional barriers and hazards in other regions is based on the two concepts of "disabled

项目成果

中国の知的障害者とその家族―「新しい社会性」のエスノグラフィー

中国的智障人士及其家人：“新社会性”的民族志

• 发表时间: 2023
• 作者: 岩本 通弥;門田 岳久;及川 祥平;田村 和彦;川松 あかり;奈倉京子
• 通讯作者: 奈倉京子

中国西北部でダウン症のある子を育てる母親の「成熟」

西北地区一位母亲抚养唐氏综合症孩子的“成熟”

• 发表时间: 2021
• 期刊: 一橋社会科学
• 作者: Nakai;S 分担執筆 pp.151-168;河合洋尚・呉雲霞;奈倉京子
• 通讯作者: 奈倉京子

「中国のポスト社会主義的状況における公益慈善団体―知的障害者支援団体「慧霊」を事例として」『和崎春日先生退職記念論文集』

《中国后社会主义形势下的公益组织——以智障互助团体“惠灵”为例》纪念春日和崎教授退休论文集

• 发表时间: 2020
• 作者: 岩本 通弥;門田 岳久;及川 祥平;田村 和彦;川松 あかり;奈倉京子;河合洋尚;森明子;河合洋尚;奈倉京子
• 通讯作者: 奈倉京子

特集「障害」をめぐる共生の文化 ──障害の人類学を超えて 序

专题：围绕残疾的共存文化 ─ 超越残疾人类学 简介

• 发表时间: 2023
• 期刊: 文化人類学
• 作者: 中井信介;奈倉京子
• 通讯作者: 奈倉京子

中国のポスト社会主義的状況における新たな中間的領域の探求 ―民営の知的障害児支援教育センターを介した「つながりの回復」

探索中国后社会主义形势的新中间地带：通过民办智障儿童教育中心“恢复联系”

• 发表时间: 2021
• 期刊: 文化人類学
• 作者: 浮ケ谷幸代;田代志門;山田慎也;河合洋尚・呉雲霞;中井信介;奈倉京子
• 通讯作者: 奈倉京子