幼児の談話能力発達評価法の作成と言語発達支援への応用
幼児の談話能力発達評価法の作成と言語発達支援への応用
批准号:
19K02958
负责人:
瀬戸 淳子
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
幼児期の談話能力を評価するために作成した3課題について、これまでの調査データをもとに、発達の様相を明らかにし、発達評価に有用な指標を抽出した。1)事象系列課題:日常経験している事象系列知識に関する課題で、表出課題と補助絵図版並べによって事象系列の理解度をみる理解課題から成る。年齢が低いと、特定事象のみの語りや個人的経験・周辺事象の語りが多いが、年齢の上昇とともにこれらの語りは相対的に減少し、当該場面の中核事象を中心に語る方向に収束することが明らかになった。発達評価として、表出面は中核事象の語りを、理解面は正答数を指標とした。2)物語再生課題: 絵を見せながら物語を聞かせたのち、視覚的手がかりがない状態で物語の内容を再生させる課題である。発達の様相は、特定の行為のみに焦点化する語りから、年齢の上昇とともに場面や出来事の関係などがバランスよく語られ、物語構造に沿った語りへ収束することが明らかになった。語りの分析のために、物語の筋立てに必要な、接続助詞でつながる2事象から成る10のUnitを抽出した。そしてUnitごとの適切な述語文の出現数や一事象ごとの主要な項の出現数を発達評価の指標とした。3)状況絵課題:描かれた状況の意味を統合化し言語化する課題である。図版は複数の登場人物が解決すべき困難に直面した葛藤が描かれている。年齢が低いと行為者が欠落しがちで、具体的な行為の表現より一般表現が用いられる傾向があるが、年齢の上昇とともに、特定事象のみでなく、状況絵の背景情報、因果関係、事象系列などがバランスよく語られ、絵を統合し表現する方向へ収束することが明らかになった。発達評価として、描かれた状況をいくつかの事象に分け、その語りのコンテンツ得点を指標とした。以上3課題で抽出された指標はいずれも年齢による識別性が高く、幼児期の談話能力の発達評価に有用と考えられた。
英文摘要
幼児期の談話能力を評価するために作成した3課題について、これまでの調査データをもとに、発達の様相を明らかにし、発達評価に有用な指標を抽出した。1)事象系列課題:日常経験している事象系列知識に関する課題で、表出課題と補助絵図版並べによって事象系列の理解度をみる理解課題から成る。年齢が低いと、特定事象のみの語りや個人的経験・周辺事象の語りが多いが、年齢の上昇とともにこれらの語りは相対的に減少し、当該場面の中核事象を中心に語る方向に収束することが明らかになった。発達評価として、表出面は中核事象の語りを、理解面は正答数を指標とした。2)物語再生課題: 絵を見せながら物語を聞かせたのち、視覚的手がかりがない状態で物語の内容を再生させる課題である。発達の様相は、特定の行為のみに焦点化する語りから、年齢の上昇とともに場面や出来事の関係などがバランスよく語られ、物語構造に沿った語りへ収束することが明らかになった。語りの分析のために、物語の筋立てに必要な、接続助詞でつながる2事象から成る10のUnitを抽出した。そしてUnitごとの適切な述語文の出現数や一事象ごとの主要な項の出現数を発達評価の指標とした。3)状況絵課題:描かれた状況の意味を統合化し言語化する課題である。図版は複数の登場人物が解決すべき困難に直面した葛藤が描かれている。年齢が低いと行為者が欠落しがちで、具体的な行為の表現より一般表現が用いられる傾向があるが、年齢の上昇とともに、特定事象のみでなく、状況絵の背景情報、因果関係、事象系列などがバランスよく語られ、絵を統合し表現する方向へ収束することが明らかになった。発達評価として、描かれた状況をいくつかの事象に分け、その語りのコンテンツ得点を指標とした。以上3課題で抽出された指標はいずれも年齢による識別性が高く、幼児期の談話能力の発達評価に有用と考えられた。
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4~6歳児における「朝の支度」行為の語りの発達 談話能力発達評価法作成に向けての基礎研究
4-6岁儿童“早上准备”行为的叙事发展 话语能力发展评估方法的基础研究
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[瀬戸 淳子, 秦野 悦子]
通讯作者:
秦野 悦子
幼児期における状況絵の語りの特徴 談話能力発達評価法作成に向けての基礎研究
幼儿情景图画叙事的特点:建立评估话语技能发展的方法的基础研究
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[秦野 悦子, 瀬戸 淳子]
通讯作者:
瀬戸 淳子
4~6歳児における物語の再話の発達 ナラティブ発達評価指標作成に向けての基礎研究
4~6岁儿童故事复述的发展:叙事发展评价指标的基础研究
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[瀬戸 淳子, 秦野 悦子]
通讯作者:
秦野 悦子
幼児の事象系列の語りの特徴(2) 談話能力発達評価指標作成に向けての基礎研究
幼儿事件序列叙述的特点(二)话语能力发展评价指标构建的基础研究
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[瀬戸 淳子, 秦野 悦子]
通讯作者:
秦野 悦子
幼児の物語の再話の特徴 ―ナラティブ発達評価指標作成に向けての基礎研究―
幼儿故事复述的特点——叙事发展评价指标构建的基础研究——
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[瀬戸 淳子, 秦野 悦子]
通讯作者:
秦野 悦子
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