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チョウ目昆虫が植物の防衛機構を回避するシステムの解明

チョウ目昆虫が植物の防衛機構を回避するシステムの解明
阐明鳞翅目昆虫逃避植物防御机制的系统
批准号:
19K06070
负责人:
小澤 理香
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
本研究では、植食者が植物の防衛反応を回避するシステムについて、カイコで報告されている「みどりの香り」の抑制機構が、他のチョウ目昆虫に広く存在するという仮説を立て、その検証を行っている。これまでに、みどりの香りが直接防衛として機能するか否かについては、狭食性植食者(スペシャリスト)と広食性植食者(ゼネラリスト)では異なる可能性を示した。また、複数のチョウ目幼虫の絹糸腺にみどりの香り抑制活性が存在すること、ならびに、アワヨトウの絹糸腺に高発現するのFHD-like遺伝子*の配列を明らかにした。2022年度は、前年度に作成したアワヨトウのFHD遺伝子のノックアウト体を用いて、間接防衛に関して研究を進めた。アワヨトウに食害されたトウモロコシから放出される揮発性物質に、アワヨトウの幼虫に寄生するカリヤサムライコマユバチ(寄生蜂)が誘引される。このため、被食植物の香りは間接防衛として機能していると考えられる。また、この寄生蜂は、アワヨトウの食害痕や糞も寄主探索の手がかりとして利用する。そこで、被食トウモロコシ、食害痕、糞について、ノックアウト体由来のものと野生型由来のものに対する寄生蜂の反応を比較した。その結果、被食植物と食害痕については、FHDのノックアウトにより、むしろ寄生蜂の反応が抑えられる傾向が見られた。一方、糞に対しては、ノックアウト体由来のものに、より高い反応性を示した。このことから、みどりの香りの抑制が寄生蜂の探索行動の回避にかかわる可能性が示された。今後は野生型とノックアウト体の糞の化学分析を進める。*FHD-like遺伝子(FHD; fatty acid hydroperoxide dehydratase, みどりの香りの生合成を特異的に抑制する酵素)
英文摘要
本研究では、植食者が植物の防衛反応を回避するシステムについて、カイコで報告されている「みどりの香り」の抑制機構が、他のチョウ目昆虫に広く存在するという仮説を立て、その検証を行っている。これまでに、みどりの香りが直接防衛として機能するか否かについては、狭食性植食者(スペシャリスト)と広食性植食者(ゼネラリスト)では異なる可能性を示した。また、複数のチョウ目幼虫の絹糸腺にみどりの香り抑制活性が存在すること、ならびに、アワヨトウの絹糸腺に高発現するのFHD-like遺伝子*の配列を明らかにした。2022年度は、前年度に作成したアワヨトウのFHD遺伝子のノックアウト体を用いて、間接防衛に関して研究を進めた。アワヨトウに食害されたトウモロコシから放出される揮発性物質に、アワヨトウの幼虫に寄生するカリヤサムライコマユバチ(寄生蜂)が誘引される。このため、被食植物の香りは間接防衛として機能していると考えられる。また、この寄生蜂は、アワヨトウの食害痕や糞も寄主探索の手がかりとして利用する。そこで、被食トウモロコシ、食害痕、糞について、ノックアウト体由来のものと野生型由来のものに対する寄生蜂の反応を比較した。その結果、被食植物と食害痕については、FHDのノックアウトにより、むしろ寄生蜂の反応が抑えられる傾向が見られた。一方、糞に対しては、ノックアウト体由来のものに、より高い反応性を示した。このことから、みどりの香りの抑制が寄生蜂の探索行動の回避にかかわる可能性が示された。今後は野生型とノックアウト体の糞の化学分析を進める。*FHD-like遺伝子(FHD; fatty acid hydroperoxide dehydratase, みどりの香りの生合成を特異的に抑制する酵素)
期刊论文(5)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
殺虫剤の摂食がコナガの次世代数に与える影響
杀虫剂取食对下一代小菜蛾的影响
DOI: --
发表时间: 2023
期刊:
影响因子: --
作者: [小澤理香, 上船雅義, 高林純示]
通讯作者: 高林純示
Synergistic effects of uninfested plants and honey on the attractiveness of the synthetic host-infested plant volatiles to parasitoid wasps
未受感染的植物和蜂蜜对合成的受宿主感染的植物挥发物对寄生蜂的吸引力的协同作用
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [Rika Ozawa, Yoshitsugu Ohara, Kaori Shiojiri, Toru Uchida, Kazumasa Kakibuchi, Kota Sano, Masayoshi Uefune, Junji Takabayashi]
通讯作者: Junji Takabayashi
アワヨトウ絹糸腺由来の酵素による植物の防衛機能の抑制
草地贪夜蛾丝腺衍生酶抑制植物防御功能
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [小澤理香, 塩尻かおり, 大田航, 大野裕香, 白井雄, 大門高明, 田中萌菜, 松井健二, 高林純示]
通讯作者: 高林純示
植物のみどりの香りがコナガ幼虫の成長を抑制する
植物的绿色气味抑制小菜蛾幼虫的生长
DOI: --
发表时间: 2021
期刊:
影响因子: --
作者: [小澤理香, 塩尻かおり, 中尾拓磨, 藤田涼平, 松井健二, 高林純示]
通讯作者: 高林純示
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