自流域を持つため池における短期流出特性の解明と降雨到達面積・流出率の推定
自流域を持つため池における短期流出特性の解明と降雨到達面積・流出率の推定
批准号:
19K06303
负责人:
吉迫 宏
金额:
$2.83万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31
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英文摘要
自流域を持つため池(以下、谷池)の短期流出特性の解明にあたっては、高品質の水文観測データの取得が重要である。このため、山口県防府市と広島県東広島市、兵庫県高砂市、石川県珠洲市、三重県多気町、愛知県春日井市、静岡県掛川市、山梨県甲府市の谷池29箇所等での水文観測を継続して実施した。谷池で観測された水文観測データに基づく短期流出特性の解明に関して、高砂市A池と防府市B池について降雨イベント毎の流出率を推定し、そのばらつきならびに先行降雨の関係を明らかにした。流出率の推定にあたっては、まず総雨量80mm以上の一連降雨における雨量とため池の貯水位の観測データを整理した。次に、一連降雨に伴う流域からの降雨流出量を貯留関数法で、洪水吐からの放流量を堰の公式で、ならびに貯水面への降雨量を満水面積に観測雨量を乗じて計算時間単位で計算し、これらの収支を逐次計算して貯水位を求め、これと観測貯水位が貯水位ハイドログラフ全体で整合するよう貯留関数法の係数とともに流出率を設定した。なお、流域面積に関しては、地形図の等高線から判読した分水界に基づく値を設定した。この方法で妥当に流出率が推定できたと考えられた、高砂市A池における一連降雨10イベントでの流出率では、前28日間の先行降雨において80~90mmを閾値として、これを超える7イベントの流出率は0.773~1.000とばらつきが少なく、かつ地形上の流域の全域近くから降雨流出が発生していることが推定された。先行降雨が閾値よりも小さい3イベントの流出率は0.127~0.520とばらつきが大きい上、小さな値となった。防府市B池において、同様に妥当な流出率が推定できたと考えられた8イベントの一連降雨における流出率は0.132~0.250と地形上の流域よりも狭い範囲からの降雨流出の発生となり、かつ一連降雨間のばらつきは小さい結果が得られた。
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科研奖励(0)
会议论文
降雨特性を踏まえたため池の洪水調節効果の評価
基于降雨特征的水库防洪效果评价
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
農業農村工学会誌
影响因子:
--
作者:
[吉迫宏, 眞木陸, 正田大輔, 小嶋創, 竹村武士]
通讯作者:
竹村武士
降雨特性を織り込んだため池の減災対策効果の評価
结合降雨特征的水库减灾效果评价
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
農業農村工学会誌
影响因子:
--
作者:
[吉迫宏, 正田大輔, 小嶋創, 竹村武士]
通讯作者:
竹村武士