重症下肢虚血における組織障害因子の解明と新たな救肢治療法の開発
重症下肢虚血における組織障害因子の解明と新たな救肢治療法の開発
批准号:
19K09261
负责人:
土田 憲
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
重症下肢虚血(CLI: Critical Limb Ischemia)は下肢末梢動脈疾患(PAD: Peripheral Artery Disease)のうち安静時疼痛や下肢虚血性潰瘍・壊死を呈する最重症の状態でPADの約3%を占める。CLI患者の生命および下肢自然予後は概して不良である。3年以内に約半数が心血管イベントにより死亡し、下肢に関しては血行再建術を行わなければ約30%が一年以内に大切断を余儀なくされるため何らかの血流改善策が下肢救済のためには必須と考えられている。しかし、その脆弱な患者背景から周術期死亡率が高い上に創傷治癒までに数ヶ月を要する事も多いため医療費の高騰などを含め様々な問題を生んでいる。我々はCLI治療の経験から、下肢虚血を契機とした潰瘍・壊死の形成と進展過程には虚血に加えて何らかの組織障害を惹起する要因が介在するものと推察している。組織障害因子を特定する事が出来れば、虚血が存在していても潰瘍・壊死の発生や拡大を抑制する事が可能になるのではないかと考えた。CLI患者の切断組織を用いて組織障害の機序を明らかにし、CLI治療における新しい治療戦略の確立を目指すことを最終目的として本研究を申請した。我々は組織障害を惹起する原因として先行するマウス心筋を用いた研究からNO合成酵素―酸化ストレス経路に着目して研究を進めている。具体的にはCLIによる切断趾を用いて各種NO合成酵素を染色して酵素の分布を明らかにする。また非動脈硬化切断趾として整形外科疾患による切断肢を用いて比較検討を実施する。これまでのところ、重症下肢虚血切断趾29症例、非動脈硬化症切断趾8症例を登録して組織的探索を進めている。
英文摘要
重症下肢虚血(CLI: Critical Limb Ischemia)は下肢末梢動脈疾患(PAD: Peripheral Artery Disease)のうち安静時疼痛や下肢虚血性潰瘍・壊死を呈する最重症の状態でPADの約3%を占める。CLI患者の生命および下肢自然予後は概して不良である。3年以内に約半数が心血管イベントにより死亡し、下肢に関しては血行再建術を行わなければ約30%が一年以内に大切断を余儀なくされるため何らかの血流改善策が下肢救済のためには必須と考えられている。しかし、その脆弱な患者背景から周術期死亡率が高い上に創傷治癒までに数ヶ月を要する事も多いため医療費の高騰などを含め様々な問題を生んでいる。我々はCLI治療の経験から、下肢虚血を契機とした潰瘍・壊死の形成と進展過程には虚血に加えて何らかの組織障害を惹起する要因が介在するものと推察している。組織障害因子を特定する事が出来れば、虚血が存在していても潰瘍・壊死の発生や拡大を抑制する事が可能になるのではないかと考えた。CLI患者の切断組織を用いて組織障害の機序を明らかにし、CLI治療における新しい治療戦略の確立を目指すことを最終目的として本研究を申請した。我々は組織障害を惹起する原因として先行するマウス心筋を用いた研究からNO合成酵素―酸化ストレス経路に着目して研究を進めている。具体的にはCLIによる切断趾を用いて各種NO合成酵素を染色して酵素の分布を明らかにする。また非動脈硬化切断趾として整形外科疾患による切断肢を用いて比較検討を実施する。これまでのところ、重症下肢虚血切断趾29症例、非動脈硬化症切断趾8症例を登録して組織的探索を進めている。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
国内基金
海外基金
基于CLI多模态功能成像的肿瘤精准放疗实时监测评价系统研制
-
批准号:--
-
项目类别:--
-
资助金额:908.54万元
-
批准年份:2021
-
负责人:韩苏夏
-
依托单位: