米のメチル水銀汚染低減化を目指した水田土壌における無機水銀のメチル化機序の解明
米のメチル水銀汚染低減化を目指した水田土壌における無機水銀のメチル化機序の解明
批准号:
19K10592
负责人:
柿本 幸子
金额:
$2.75万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
構築した土壌・堆積物中のメチル水銀分析法について、認証標準物質および地球化学標準試料を用いて、分析者2名で3日間の添加回収実験を実施し、一元配置分散分析により分析値の真度および精度を確認した。その結果、真度は96.2~102.6%、室内精度および併行精度は3.4~7.1%であり、金属の分析法ガイドライン(厚生労働省 2012)の目標値を満たした。また、認証標準物質を用いて試料量を検討した。その結果、試料量0.5 gにおいて良好な真度(92%)・精度(3.2%)が得られた。抽出操作時に試料に塩酸を添加する手順において、試料中の成分と塩酸が反応して気泡を生じる。試料量を1.5 gより多く設定した場合、多量の気泡が生じ、遠沈管から外へでたため、採用は難しいと判断した。メチル水銀濃度と比較し、土壌中に高濃度に含まれる無機水銀について、分析法を検討した。無機水銀に本法のフェニル誘導体化法を適用したところ、GC/MSでジフェニル水銀として測定することができた。様々な濃度でジフェニル水銀を分析したところ、1~100 ppbの範囲で良好な直線性が得られた(r2=0.9999)。以上から、本法を用いて土壌中の無機および有機水銀を抽出、誘導体化後、GC/MSを用いて分析することで、様々な形態の水銀を一斉に測定することができる可能性が示された。今後、本法を無機水銀分析にも適用することを目的として、土壌から無機および有機水銀を同時に、効率よく抽出可能な手法を検討する。また、本法を魚介類中の水銀分析に応用する。
英文摘要
構築した土壌・堆積物中のメチル水銀分析法について、認証標準物質および地球化学標準試料を用いて、分析者2名で3日間の添加回収実験を実施し、一元配置分散分析により分析値の真度および精度を確認した。その結果、真度は96.2~102.6%、室内精度および併行精度は3.4~7.1%であり、金属の分析法ガイドライン(厚生労働省 2012)の目標値を満たした。また、認証標準物質を用いて試料量を検討した。その結果、試料量0.5 gにおいて良好な真度(92%)・精度(3.2%)が得られた。抽出操作時に試料に塩酸を添加する手順において、試料中の成分と塩酸が反応して気泡を生じる。試料量を1.5 gより多く設定した場合、多量の気泡が生じ、遠沈管から外へでたため、採用は難しいと判断した。メチル水銀濃度と比較し、土壌中に高濃度に含まれる無機水銀について、分析法を検討した。無機水銀に本法のフェニル誘導体化法を適用したところ、GC/MSでジフェニル水銀として測定することができた。様々な濃度でジフェニル水銀を分析したところ、1~100 ppbの範囲で良好な直線性が得られた(r2=0.9999)。以上から、本法を用いて土壌中の無機および有機水銀を抽出、誘導体化後、GC/MSを用いて分析することで、様々な形態の水銀を一斉に測定することができる可能性が示された。今後、本法を無機水銀分析にも適用することを目的として、土壌から無機および有機水銀を同時に、効率よく抽出可能な手法を検討する。また、本法を魚介類中の水銀分析に応用する。
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会议论文
Development of a solid phase extraction-based method for the quantitative analysis of methylmercury in soil and sediment
开发基于固相萃取的土壤和沉积物中甲基汞定量分析方法
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
Bulletin of Environmental Contamination and Toxicology
影响因子:
2.7
作者:
[Sachiko Kakimoto, Masato Yoshimitsu, and Kyohei Kiyota]
通讯作者:
and Kyohei Kiyota
固相カートリッジカラムを用いたメチル水銀分析法の検討
固相滤筒柱分析甲基汞方法的研究
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[柿本幸子, 吉光真人, 藤原拓也, 村野晃一, 清田恭平, 阿久津和彦, 角谷直哉, 山野哲夫]
通讯作者:
山野哲夫
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