司法精神医療におけるピアサポートの様相とその活用に関する研究
司法精神医療におけるピアサポートの様相とその活用に関する研究
批准号:
19K10957
负责人:
熊地 美枝
金额:
$2.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
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英文摘要
医療観察法における対象者同士のピアサポートの様相を明らかにするため、入院対象者および医療観察法病棟に勤務する看護師に対して、インタビューガイドを用い、半構造化面接を実施予定であった。現在までのところ、4名の看護師のインタビューのみで、入院対象者のインタビューは、面会制限などにより、実施には至らなかった。一方、医療観察法対象者に当初審判から処遇終了まで関わる保護観察所の社会復帰調整官のインタビューは、12名実施することができ、現在分析中である。社会復帰調整官からは、退院後の地域生活を送る中での対象者同士のピアサポート的交流が語られることが多かった。そうした交流をしている対象者の多くは、入院中に連絡先を交換しており、仲間の退院を祝う食事会をしたり、気の合う仲間で出かけたりしているようであった。交流している対象者間でお互いの対象行為の内容については詳しく知らないのではないかという社会復帰調整官の見解がある一方で、子供に対する殺人や傷害の対象行為をもつ対象者同士は、子供に対する思いや苦しさを互いに語り合い、共有しているという状況も確認できた。また、就労についてなど、現実的な生活についての情報交換は多くの交流で確認されていた。社会復帰調整官の多くは、地域生活の中での対象者が感じる孤立感などを踏まえると、同じ境遇である対象者同士の交流は互いにとって支えとなるものとして認識していた。同時に、対象者間の交流が、一方にとっての搾取となるような強制的な関係を強いられる対象者が生じることや他者の対象行為を口外されるようなことが生じないか危惧していた。地域生活において、対象者間での交流はあることが確認され、今後はそうした交流があることを前提として、入院中から対象者間の交流についてのアナウンスの必要性なども示唆された。
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