派遣事務の職場経験と正社員との関係性から考察する派遣労働という働き方に関する研究
派遣事務の職場経験と正社員との関係性から考察する派遣労働という働き方に関する研究
批准号:
19K13878
负责人:
渋谷 美和
金额:
$0.33万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2020-03-31
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英文摘要
社会学者ウェーバーが論じたように一般的論理として、官僚組織などヒエラルキー構造が盤石な組織では、序列に準じて力関係も盤石であると言われる。しかし、それが日本の企業組織では必ずしも適用できないことが、これまでの実証研究より明らかとなっている。本研究では、雇止めなどの雇用の不安定性が言われ、さらに社員の命令のもとに契約業務を行う事務系派遣社員に着目して、派遣先企業での事務職派遣社員と正社員の力関係がどのように編成されているかを調査した。調査方法を説明する。関東圏の企業に勤務する事務系派遣社員15名(全員女性)と、事務系派遣社員と仕事をする12名の正社員(女性9名、男性3名)にそれぞれ正社員と派遣社員が協働する仕事の協働経験を問うた。1回の聞き取りは約1時間から2時間半の構造化面接を行った。結果としては、職務領域における混乱から二者間での駆け引きが展開していることが明らかとなった。派遣事務は雇用関係を結ぶ派遣元企業から業務内容を説明されたのち、派遣先企業へ派遣される。しかし多くの派遣のインフォーマントは、説明された業務内容と異なる業務を任されることが多々あると答えた。原因として、社員との聞き取りで明らかとなったのが、業務指示を出す社員の間でも管理職の立場にない者は、派遣事務の職務領域に関する契約内容を知らないというのが挙げられる。また、たとえ契約から逸脱する業務指示であっても、個人によってその応諾の許容範囲は異なる為、職務領域が属人的であることも混乱の原因となっていた。この職務領域を巡って、二者間の力関係の逆転とも見える現象が発生していた。派遣事務は欲さない業務を任された場合には、契約を盾に拒否するなどけん制し、最終的には就業継続を打ち切るようにしていた。一方で、社員は派遣事務の契約延長を期待して、派遣事務の機嫌を損ねないように業務を指示していることが判明した。
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会议论文
Ambiguous Belongingness of Dispatched Workers and Dynamism of Relationship between Liminal and Non-liminal in Office
派遣工的模糊归属与办公室阈限与非阈限关系的动态
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[加藤 林太郎, 井上慶太, Keita Inoue, 橋川健祐・川本健太郎, ケイン樹里安・上原健太郎・栢木清吾・稲津秀樹・有國明弘, Teppei Shibata, 中根多惠, 森久聡, Miwa Shibuya]
通讯作者:
Miwa Shibuya
The Effects of Ambiguous Position of Dispatched Workers on Relation and Work Practices betweenDispatched and Regular Workers in Office
派遣工的模糊定位对办公室派遣工与正式工关系及工作实践的影响
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[大平 哲史, 稲葉 美里, 大林 真也, 清成 透子, Helena Hof, 稲津秀樹, 橋川健祐, 森久聡, 井上慶太, Miwa Shibuya]
通讯作者:
Miwa Shibuya