比較解剖学的・組織学的手法による古生物の嘴の復元
比較解剖学的・組織学的手法による古生物の嘴の復元
批准号:
18K03828
负责人:
田上 響
金额:
$2.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2018
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2018-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
骨と角質からなり、さまざまな形態と機能を持つ脊椎動物のクチバシを、化石分類群でより確からしく復元することを目指し、現生および化石標本を用いて、クチバシの角質部の分布調査を行った。令和4年度は、(1) 蛍光X線分析による、化石ならびに現生標本に分布する元素の調査、(2) CT画像を用いた化石標本の血管神経管形態の三次元復元を実施した。まず化石を構成する元素を調査する目的で、漸新統杵島層群産骨質歯鳥類化石の下顎標本を対象に、蛍光X線分析を実施した。標本の内部と表面では顕著な差が見られ、骨線維構造の認識できる内部では、現生標本に近いリンとカルシウムの質量%の値が得られた。下顎体の表面では、内部よりマグネシウム、アルミニウム、ケイ素、鉄の割合が高く、杵島層の細粒砂岩に類似する値を示した。現生標本よりも骨質歯鳥類標本で高い値を示した成分は、化石化の過程で標本に取り込まれたと考えられる。対象的に内部では、非生物起源の元素への置換は表面ほど進まなかったことが示された。今後この解析の結果を、紫外線蛍光撮影による、可視光では確認できない骨質部-角質部間の結合組織の分布調査の結果と比較する必要がある。また、化石に残された血管神経管と骨表面構造との対応関係からクチバシの角質部の分布域を推定するため、前期白亜紀の基盤的角竜類の上顎化石から得たCT画像をもとに、血管神経管形態の三次元復元を行った。その結果、上顎内の血管神経管は、歯列領域ではmain trunkから唇側に向けて太く短い枝がまばらに分岐するのに対し、吻部領域では前方に向けて多岐な広がりを見せるなど、領域間で明らかに形態が異なっていた。吻部領域で見られる複雑な形態パターンは、角質部への栄養供給と関係していると解釈でき、上顎内での血管神経管形態の違いは角質の分布域と対応している可能性が示唆された。
英文摘要
骨と角質からなり、さまざまな形態と機能を持つ脊椎動物のクチバシを、化石分類群でより確からしく復元することを目指し、現生および化石標本を用いて、クチバシの角質部の分布調査を行った。令和4年度は、(1) 蛍光X線分析による、化石ならびに現生標本に分布する元素の調査、(2) CT画像を用いた化石標本の血管神経管形態の三次元復元を実施した。まず化石を構成する元素を調査する目的で、漸新統杵島層群産骨質歯鳥類化石の下顎標本を対象に、蛍光X線分析を実施した。標本の内部と表面では顕著な差が見られ、骨線維構造の認識できる内部では、現生標本に近いリンとカルシウムの質量%の値が得られた。下顎体の表面では、内部よりマグネシウム、アルミニウム、ケイ素、鉄の割合が高く、杵島層の細粒砂岩に類似する値を示した。現生標本よりも骨質歯鳥類標本で高い値を示した成分は、化石化の過程で標本に取り込まれたと考えられる。対象的に内部では、非生物起源の元素への置換は表面ほど進まなかったことが示された。今後この解析の結果を、紫外線蛍光撮影による、可視光では確認できない骨質部-角質部間の結合組織の分布調査の結果と比較する必要がある。また、化石に残された血管神経管と骨表面構造との対応関係からクチバシの角質部の分布域を推定するため、前期白亜紀の基盤的角竜類の上顎化石から得たCT画像をもとに、血管神経管形態の三次元復元を行った。その結果、上顎内の血管神経管は、歯列領域ではmain trunkから唇側に向けて太く短い枝がまばらに分岐するのに対し、吻部領域では前方に向けて多岐な広がりを見せるなど、領域間で明らかに形態が異なっていた。吻部領域で見られる複雑な形態パターンは、角質部への栄養供給と関係していると解釈でき、上顎内での血管神経管形態の違いは角質の分布域と対応している可能性が示唆された。
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トリのクチバシ角質部の層構造から予想するクチバシの成長様式
从鸟喙角质部分的层状结构预测喙的生长模式
DOI:
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发表时间:
2018
期刊:
影响因子:
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作者:
[浦野 雪峰, 杉本 泰伸, 田上 響, 松本 涼子, 河部 壮一郎, 大橋 智之, 藤原 慎一]
通讯作者:
藤原 慎一
漸新統杵島層群産骨質歯鳥類の下顎化石の元素分布解析
渐新世木岛群骨齿动物下颌骨化石的元素分布分析
DOI:
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发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[田上 響, 市川 慎太郎, 大橋 智之]
通讯作者:
大橋 智之
漸新統芦屋層群産カツオドリ目上嘴化石における嘴鞘の分布
渐新世芦屋群塘鹅科上喙化石中喙鞘的分布
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[田上 響, 河部 壮一郎, 大橋 智之]
通讯作者:
大橋 智之
Liaoceratopsにおける上顎内血管神経管の分布領域の違いによる形態学的変異について
辽角龙上颌血管神经管分布区域差异导致的形态变化
DOI:
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发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[坂根 広大, 河部 壮一郎, 田上 響]
通讯作者:
田上 響
漸新統杵島層群産骨質歯鳥類の下顎における嘴鞘の部分的分布
渐新世木岛群骨齿动物下颌喙鞘的部分分布
DOI:
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发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[田上 響, 大橋 智之, 浦野 雪峰, 河部 壮一郎, 藤原 慎一, 松本 涼子]
通讯作者:
松本 涼子
共 8 条
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“补骨脂-骨碎补”药对通过泛素化修饰调控骨微环境抑制乳腺癌骨转移继发播散的机制研究
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批准号:2026JJ50329
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项目类别:省市级项目
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批准年份:2026
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负责人:毛昀
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依托单位:
力学响应干细胞外囊泡通过Sclerostin/PI3K/AKT轴促进骨腱界面损伤愈合的作用机制研究
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批准号:2026JJ50337
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项目类别:省市级项目
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批准年份:2026
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负责人:肖汉
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依托单位:
基于肠道菌群探讨六味地黄丸通过调节骨免疫改善绝经后骨质疏松的机制研究
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批准号:2026JJ50613
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项目类别:省市级项目
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批准年份:2026
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负责人:朱付平
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依托单位:
USP7去泛素化修饰CBX4在促进牙周炎骨再生进程中的机制研究
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批准号:2026JJ50301
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项目类别:省市级项目
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批准年份:2026
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负责人:周彦玢
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依托单位:
基于“肾主骨”理论探讨电针通过调控cGAS-STING/mTOR/自噬轴促进巨噬细胞M2极化延缓骨关节炎的机制研究
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批准号:2026JJ82617
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项目类别:省市级项目
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批准年份:2026
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依托单位:
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批准号:
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项目类别:省市级项目
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批准年份:2026
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负责人:欧阳正晓
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依托单位:
高活性肽-金属离子-骨水泥三重整合3D打印复合支架在糖尿病足创面修复中的作用机制研究
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批准号:JCZRLH202600954
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项目类别:省市级项目
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批准年份:2026
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负责人:
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依托单位:
构建靶向类风湿性关节炎炎症-骨代谢失衡的PSO/Alg-Sr水凝胶及其治疗机制研究
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批准号:JCZRLH202601733
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项目类别:省市级项目
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批准年份:2026
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负责人:
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依托单位:
Bmi-1间充质干细胞过表达介导PTHrP胞内分泌在调节牙及颌骨生长发育中的作用
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批准号:2026JJ80482
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项目类别:省市级项目
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批准年份:2026
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负责人:黄元清
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依托单位:
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批准号:2026JJ80308
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项目类别:省市级项目
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批准年份:2026
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负责人:贺渊哲
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