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帝政期ローマの法廷実践における模擬弁論教育の意義

帝政期ローマの法廷実践における模擬弁論教育の意義
模拟论证教育在罗马宫廷实践中的意义
批准号:
18K12619
负责人:
粟辻 悠
金额:
$2.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2018
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2018-04-01 至 2024-03-31

项目摘要

项目成果

相关文献

中文摘要
翻译
昨年度末に公表した論文の内容を基盤として、複数の方向に研究を発展させることができた。第一に、当該論文では大セネカによる模擬弁論著作を主として取り扱ったところ、本年度はその検討対象を他の模擬弁論史料(擬クインティリアヌス、カルプルニウス・フラックス、また帝政後期のギリシア語による複数の史料)にも広げ、より総合的な成果を発表する土台を形成した。具体的には、類型的な登場人物を模擬弁論において戦術的に活用するという営み(当該論文の主要な分析対象であった)がいずれの模擬弁論史料においても共通していることが明確となり、当該論文の分析がより広い妥当性を有していることが確認された。ただしとりわけラテン語史料とギリシア語史料との間には、類型的な人物の像に違いが存在するように思われる点も見受けられ、そこについてはさらなる詳細な分析が必要である。第二に、当該論文では課題として積み残していた法学文献史料との比較及びその分析について、基礎的な研究を開始した。本年度はまず、特にレトリックとの関係が深い問題である、法学における言葉の用法に関係する法学文献史料の分析を進めた。その中心的な存在である学説彙纂第50巻第16章(章題:「言葉の意義についてde verborum significatione」)は、近代以降のローマ法学においては注目度が低く、日本でも全訳すら存在していなかったが、本研究の成果として「ローマ法雑誌」上にまず全訳を公表し(2023年3月)、引き続き関係する分析を論文の形でまとめる予定である。
英文摘要
昨年度末に公表した論文の内容を基盤として、複数の方向に研究を発展させることができた。第一に、当該論文では大セネカによる模擬弁論著作を主として取り扱ったところ、本年度はその検討対象を他の模擬弁論史料(擬クインティリアヌス、カルプルニウス・フラックス、また帝政後期のギリシア語による複数の史料)にも広げ、より総合的な成果を発表する土台を形成した。具体的には、類型的な登場人物を模擬弁論において戦術的に活用するという営み(当該論文の主要な分析対象であった)がいずれの模擬弁論史料においても共通していることが明確となり、当該論文の分析がより広い妥当性を有していることが確認された。ただしとりわけラテン語史料とギリシア語史料との間には、類型的な人物の像に違いが存在するように思われる点も見受けられ、そこについてはさらなる詳細な分析が必要である。第二に、当該論文では課題として積み残していた法学文献史料との比較及びその分析について、基礎的な研究を開始した。本年度はまず、特にレトリックとの関係が深い問題である、法学における言葉の用法に関係する法学文献史料の分析を進めた。その中心的な存在である学説彙纂第50巻第16章(章題:「言葉の意義についてde verborum significatione」)は、近代以降のローマ法学においては注目度が低く、日本でも全訳すら存在していなかったが、本研究の成果として「ローマ法雑誌」上にまず全訳を公表し(2023年3月)、引き続き関係する分析を論文の形でまとめる予定である。
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会议论文
模擬弁論に登場する弁護-(伝)クインティリアヌス『小模擬弁論集』を題材に
模拟辩论中出现的辩护——基于昆体良的“小模拟演说”
DOI: --
发表时间: 2019
期刊: 関西大学法学論集
影响因子: --
作者: [菅原 寧格, 郭 舜, 那須耕介・橋本努・吉良貴之・瑞慶山広大, 粟辻悠]
通讯作者: 粟辻悠
DOI: --
发表时间: 2020
期刊: 関西大学法学論集
影响因子: --
作者: [髙見澤 磨, 鈴木 賢, 宇田川 幸則, 坂口 一成, 尾崎一郎, 米田雅宏, 宮下修一, 宮地基, プラットフォームと個人情報保護, 濱西隆男, 上羽陽子, SAGAWA Toru, 粟辻悠]
通讯作者: 粟辻悠
DOI: --
发表时间: 2022
期刊: 関西大学法学論集
影响因子: --
作者: [キャス・サンスティーン(著), 吉良貴之(訳・解説), 粟辻悠, 藤原凛, 池田 雄二, 橋場典子ほか(佐藤岩夫・阿部昌樹・太田勝造編), 粟辻悠]
通讯作者: 粟辻悠
現実を演じる者 actor veritatis としての法廷弁論家と模擬弁論 declamatio
法庭演说者作为演员的真实性和模拟诉状的朗诵
DOI: --
发表时间: 2020
期刊:
影响因子: --
作者: [山元 一, 只野雅人, 蟻川恒正, 中林暁生, 永野仁美, 大田直史, 井上典之, 粟辻悠]
通讯作者: 粟辻悠
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