分子イメージングを用いて力と骨代謝の関係を究明し矯正力を最適化する
分子イメージングを用いて力と骨代謝の関係を究明し矯正力を最適化する
批准号:
18K09857
负责人:
森田 幸子
金额:
$2.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2018
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2018-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
至適矯正力とは、歯根や歯周組織への悪影響なく効率的に歯を移動させる矯正力を指すが、臨床的に明確な数値的指標はなく、また生物学的エビデンスも未だ乏しいのが現状である。これを解決するための重大な課題の一つとして、生体で骨代謝を計測する方法がこれまで容易でなかったことが挙げられる。本研究ではその生体内での骨代謝動態を詳細に評価できるSPECTを使用する分子イメージング法を用いる。SPECTを利用することにより、矯正力の違いによる周囲歯槽骨代謝回転を定量し、それと同時に歯の移動量とその副作用である歯根吸収量を測定することで、効率的に歯が移動する最適矯正力の実験医学的なエビデンスを得ることを目的とする。これまで矯正力を付与したラット歯の移動時の骨代謝を経時的に検証した。ウィスター系雌のラットの上顎左側第一臼歯へニッケルチタン製のクローズドコイルスプリング(10 g)を装着し2週間近心移動させ、経時的にラット頭頚部のマイクロCT撮影およびSPECT撮影を行った。SPECTのトレーサーとして99mTc-MDP150MBqを尾静脈投与し、3時間後にラット頭頚部のCT/SPECTの撮像を行い、CTでは歯の移動の変化を、SPECTでは骨代謝の亢進および抑制を評価した。装置装着後2日目より牽引歯の歯根周囲で99mTc-MDP集積の増強を認め、13日目においてもその集積の高さは維持されており、矯正力負荷後、早期から歯根周囲の骨代謝が更新し継続することが示唆された。その後、矯正力の荷重条件(10g, 25g, 50g, 100g)を変え、荷重条件による歯の移動量と歯根吸収量の関係を検証した。10g荷重群はその他の荷重群と比較して歯の移動については有意差を認めず、歯根吸収は有意に抑制され、本実験で10g荷重は効率的に歯が移動する最適矯正力として有力であることが示唆された。
英文摘要
至適矯正力とは、歯根や歯周組織への悪影響なく効率的に歯を移動させる矯正力を指すが、臨床的に明確な数値的指標はなく、また生物学的エビデンスも未だ乏しいのが現状である。これを解決するための重大な課題の一つとして、生体で骨代謝を計測する方法がこれまで容易でなかったことが挙げられる。本研究ではその生体内での骨代謝動態を詳細に評価できるSPECTを使用する分子イメージング法を用いる。SPECTを利用することにより、矯正力の違いによる周囲歯槽骨代謝回転を定量し、それと同時に歯の移動量とその副作用である歯根吸収量を測定することで、効率的に歯が移動する最適矯正力の実験医学的なエビデンスを得ることを目的とする。これまで矯正力を付与したラット歯の移動時の骨代謝を経時的に検証した。ウィスター系雌のラットの上顎左側第一臼歯へニッケルチタン製のクローズドコイルスプリング(10 g)を装着し2週間近心移動させ、経時的にラット頭頚部のマイクロCT撮影およびSPECT撮影を行った。SPECTのトレーサーとして99mTc-MDP150MBqを尾静脈投与し、3時間後にラット頭頚部のCT/SPECTの撮像を行い、CTでは歯の移動の変化を、SPECTでは骨代謝の亢進および抑制を評価した。装置装着後2日目より牽引歯の歯根周囲で99mTc-MDP集積の増強を認め、13日目においてもその集積の高さは維持されており、矯正力負荷後、早期から歯根周囲の骨代謝が更新し継続することが示唆された。その後、矯正力の荷重条件(10g, 25g, 50g, 100g)を変え、荷重条件による歯の移動量と歯根吸収量の関係を検証した。10g荷重群はその他の荷重群と比較して歯の移動については有意差を認めず、歯根吸収は有意に抑制され、本実験で10g荷重は効率的に歯が移動する最適矯正力として有力であることが示唆された。
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The influence of narrowing of the periodontal space thickness on orthodontically induced root resorption
牙周间隙厚度变窄对正畸诱导牙根吸收的影响
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Takuya Nakamura, Hitoshi Hotokezaka, Yuka Hotokezaka, Yuika Ueda, Kie Nishioka, Noriaki Yoshida]
通讯作者:
Noriaki Yoshida
咬合力低下が歯の移動量に与える影響-ラット実験モデル-
咬合力减小对牙齿移动的影响-大鼠实验模型-
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Keira Arizono Shimada, Hitoshi Hotokezaka, Yukiko Morita, Yuika Ueda, Kie Nishioka, Stavros Kiliaridis, Noriaki Yoshida, 有薗ケイラ,佛坂斉祉,森田幸子,吉見知子,上田悠依華,吉見圭子,吉田教明]
通讯作者:
有薗ケイラ,佛坂斉祉,森田幸子,吉見知子,上田悠依華,吉見圭子,吉田教明
The effect of masseter muscle hypofunction on experimental tooth movement in rats
咬肌功能减退对大鼠实验性牙齿移动的影响
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Arizono K, Hotokezaka H, Morita Y, Kiliaridis S, Yoshida N]
通讯作者:
Yoshida N
Effect of helioxanthin analog TH4 on morphology of mandibular condyle
菊黄质类似物TH4对下颌骨髁突形态的影响
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kie Nishioka, Hitoshi Hotokezaka, Yuka Hotokezaka, Shinsuke Ohba, Noriaki Yoshida]
通讯作者:
Noriaki Yoshida
A型ボツリヌス毒素製剤の咬筋投与が歯の移動速度へ与える影響 -ラット実験モデル-
咬肌注射A型肉毒毒素制剂对牙齿移动速度的影响-大鼠实验模型-
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[上田悠依華, 佛坂斉祉, 有薗ケイラ, 名城友香子, 森田幸子, 佛坂由可, 吉見知子, 吉見圭子, 吉田教明]
通讯作者:
吉田教明
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