概日リズムを取り入れた生活環境下で聞こえるサイン音に対する新評価方法の開発
概日リズムを取り入れた生活環境下で聞こえるサイン音に対する新評価方法の開発
批准号:
18K18706
负责人:
片桐 真子
金额:
$3.99万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
财政年份:
2018
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2018-06-29 至 2024-03-31
中文摘要
私たちは様々な音が混在する環境の中で生活している。聴覚信号は、メッセージを伝えることを目的とした音と定義されており、どのような状況でも聞き取りやすく、他の音と区別でき、繰り返し聞いても違和感のないものでなければならない。このような聴覚信号の評価は、静かな部屋で対象音を聴かせ、感じたことを与えられた評価語で答えるという方法が一般的であるが、その多くは、予測可能な条件のもとで聴覚信号のみを提示する実験から得られたものである。そのため、現実的な評価とはかけ離れた結果となり、評価手法としての客観性に欠ける場合がある。本研究は、外的刺激を受けた際の定位反応と呼ばれるヒトの生理変化のうち、心拍変動に着目した。心電図波形からRR間隔(RRI)の変化定量化し、客観的な評価手法として提案し、これを用いて、気づきやすい聴覚信号の音響特性の抽出を目的とした。被験者実験は、概日リズムを考慮した実験プロトコルに沿って、22名の成人男性が2泊3日の日程で参加した。テスト音は、可聴域に配慮した周波数範囲において、作成した長3度と増5度の音程からなる8つの楽音と複雑音を作成し、生活環境を模擬した実験室においてランダムに提示した。予期せぬタイミングで暴露されるテスト音に対する生理変化を、テスト音の前後5拍のRRIから算出したOR値から評価した。その結果、テスト音に対する気づきやすさの評価は、再現性の点で純音より楽音の方が優れていること、提示時間帯の影響を受けにくいテスト音があること、音の印象を考慮した気づきやすい聴覚信号の候補として、200Hz以下のC3+E3間隔の楽音とC6+G#6間隔の複雑音が抽出された。すなわち、ORは予期せぬ刺激に対する人間の反応の違いを客観的に評価するための有効な手法であることが示唆された。
英文摘要
私たちは様々な音が混在する環境の中で生活している。聴覚信号は、メッセージを伝えることを目的とした音と定義されており、どのような状況でも聞き取りやすく、他の音と区別でき、繰り返し聞いても違和感のないものでなければならない。このような聴覚信号の評価は、静かな部屋で対象音を聴かせ、感じたことを与えられた評価語で答えるという方法が一般的であるが、その多くは、予測可能な条件のもとで聴覚信号のみを提示する実験から得られたものである。そのため、現実的な評価とはかけ離れた結果となり、評価手法としての客観性に欠ける場合がある。本研究は、外的刺激を受けた際の定位反応と呼ばれるヒトの生理変化のうち、心拍変動に着目した。心電図波形からRR間隔(RRI)の変化定量化し、客観的な評価手法として提案し、これを用いて、気づきやすい聴覚信号の音響特性の抽出を目的とした。被験者実験は、概日リズムを考慮した実験プロトコルに沿って、22名の成人男性が2泊3日の日程で参加した。テスト音は、可聴域に配慮した周波数範囲において、作成した長3度と増5度の音程からなる8つの楽音と複雑音を作成し、生活環境を模擬した実験室においてランダムに提示した。予期せぬタイミングで暴露されるテスト音に対する生理変化を、テスト音の前後5拍のRRIから算出したOR値から評価した。その結果、テスト音に対する気づきやすさの評価は、再現性の点で純音より楽音の方が優れていること、提示時間帯の影響を受けにくいテスト音があること、音の印象を考慮した気づきやすい聴覚信号の候補として、200Hz以下のC3+E3間隔の楽音とC6+G#6間隔の複雑音が抽出された。すなわち、ORは予期せぬ刺激に対する人間の反応の違いを客観的に評価するための有効な手法であることが示唆された。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
日常生活で気づくサイン音に対する健康成人の心拍変動を用いた定位反応による評価
基于定位反应的评估,使用健康成年人的心率变异性来标记日常生活中注意到的声音
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
影响因子:
--
作者:
[片桐真子, 長島俊輔, 若村智子]
通讯作者:
若村智子
Research on auditory signal characteristics that support the safety and security of daily life―From an age-related hearing change and impression evaluation experiment in healthy adult subjects―
支持日常生活安全的听觉信号特征研究——来自健康成人受试者的年龄相关听力变化和印象评估实验——
DOI:
10.4295/audiology.65.35
发表时间:
2022
期刊:
AUDIOLOGY JAPAN
影响因子:
--
作者:
[Katagiri Mako]
通讯作者:
Katagiri Mako