プラトン「エピノミス」研究
プラトン「エピノミス」研究
批准号:
12871001
负责人:
和泉 ちえ
金额:
$0.77万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2000
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2000 至 2002
中文摘要
プラトン『エピノミス』は、偽作の可能性が指摘されるが故に正面から論じられる機会が少ない作品であるが、本研究は以下の事柄について新たな角度から検討を加え、論文にまとめた。1. 真偽問題について:『エピノミス』はプラトンの他の作品には見られない文体および表現上の特異性を呈するが、それらを上回るプラトン的常套表現が本作品の骨格を形成していることもまた事実であった。それゆえ本作品を安易に偽作として退けるのではなく、むしろプラトン的背景を深く考慮しながら、散見される特異な文体表現が本作品の主題と如何なる関係を切り結ぶのか、この点を特に考察することが重要である。プラトンが数学的諸学科およびその学説を紹介する際に用いる意図的曖昧表現は、既に『メノン』『国家』以来一貫して看取されることに着目し、本作品の表現上の特異性もこのプラトン的傾向の中に十分位置づけられることを提案した。2. 数学的世界像について:数学的諸学科を数論に還元し、数列によって構成される万物を結ぶ一本の鎖の存在を強調する本作品は、無理量の取り扱いを巡る『テアイテトス』以来の一連の議論の延長上に位置づけられることが可能であり、プラトン思想の内的展開と共約不可能性を巡る数学的議論の深化が互いに影響を及ぼしあいながらプラトン諸作品に反映されていることを論証した。3. 哲学と数学の関係について:『国家』において哲学的問答法の「前奏曲」の位置に押し込められた数学的諸学科であったが、本作品においてはその学問的自立性が強調され、フィロソフォスのソフィアの内実を構成するのは数学的諸学科以外にはありえない点が明確に主張された。この主張の背景には、数学的諸学科が如何なる経緯でプラトン哲学の枠組みの中に導入されたのか、その発端の様相が投影されている。即ち、ピュタゴラス学派の哲学的枠組みとプラトン哲学の構造の相互関係について本作品を中心に鳥瞰することが可能であり、その次第を描出した。
英文摘要
プラトン『エピノミス』は、偽作の可能性が指摘されるが故に正面から論じられる機会が少ない作品であるが、本研究は以下の事柄について新たな角度から検討を加え、論文にまとめた。1. 真偽問題について:『エピノミス』はプラトンの他の作品には見られない文体および表現上の特異性を呈するが、それらを上回るプラトン的常套表現が本作品の骨格を形成していることもまた事実であった。それゆえ本作品を安易に偽作として退けるのではなく、むしろプラトン的背景を深く考慮しながら、散見される特異な文体表現が本作品の主題と如何なる関係を切り結ぶのか、この点を特に考察することが重要である。プラトンが数学的諸学科およびその学説を紹介する際に用いる意図的曖昧表現は、既に『メノン』『国家』以来一貫して看取されることに着目し、本作品の表現上の特異性もこのプラトン的傾向の中に十分位置づけられることを提案した。2. 数学的世界像について:数学的諸学科を数論に還元し、数列によって構成される万物を結ぶ一本の鎖の存在を強調する本作品は、無理量の取り扱いを巡る『テアイテトス』以来の一連の議論の延長上に位置づけられることが可能であり、プラトン思想の内的展開と共約不可能性を巡る数学的議論の深化が互いに影響を及ぼしあいながらプラトン諸作品に反映されていることを論証した。3. 哲学と数学の関係について:『国家』において哲学的問答法の「前奏曲」の位置に押し込められた数学的諸学科であったが、本作品においてはその学問的自立性が強調され、フィロソフォスのソフィアの内実を構成するのは数学的諸学科以外にはありえない点が明確に主張された。この主張の背景には、数学的諸学科が如何なる経緯でプラトン哲学の枠組みの中に導入されたのか、その発端の様相が投影されている。即ち、ピュタゴラス学派の哲学的枠組みとプラトン哲学の構造の相互関係について本作品を中心に鳥瞰することが可能であり、その次第を描出した。
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和泉ちえ: "プラトン(偽書)エピノミスにおける数学的世界像"千葉大学人文研究. 31. 1-21 (2002)
泉千惠:《柏拉图的数学世界形象》千叶大学人文研究31. 1-21 (2002)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
和泉 ちえ: "Plato Theaetetus 147d-148b : a new interpretation"千葉大学人文研究. 第32号. 1-38 (2003)
泉千惠:《柏拉图泰阿泰德 147d-148b:一种新的解释》千叶大学人文研究第 32 期。1-38(2003 年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
和泉ちえ: "Timaeus 31b4-32c4再考"西洋古典学研究. XLIX. 26-38 (2001)
Chie Izumi:“重新考虑 Timaeus 31b4-32c4”西方古典研究 XLIX。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
和泉ちえ: "Epinomis 990c-992a"千葉大学人文研究. 30. 1-40 (2001)
泉千惠:“Epinomis 990c-992a”千叶大学人文研究30. 1-40 (2001)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
プラトニズムと数学の関係をめぐる歴史的考察 -ピュタゴラス学派偽文書およびプラトン書簡集再考-
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批准号:10710002
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1998
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负责人:和泉 ちえ
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依托单位:
海外基金