広視野X線監視による重力波源の同定及び重力波同期観測による超重力場の物理の解明
広視野X線監視による重力波源の同定及び重力波同期観測による超重力場の物理の解明
批准号:
18J13042
负责人:
加川 保昭
金额:
$0.96万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2018
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2018-04-25 至 2020-03-31
中文摘要
連星中性子星合体を起源とする重力波は短時間ガンマ線バースト(short GRB)やこれに付随する軟X洗放射が同期すると考えられている。これらの電磁波突発天体の観測から重力波源の同定を目指すため、広視野X線撮像検出器の開発を行ってきた。本年度は検出器オンボードでのエネルギースペクトル生成機能を実装したことで、GRBの観測・解析に必要な基本的なデータ(これまでの天体画像、光度変動の情報含む)を取得するシステムを実現した。また、検出器の状態を監視する不感時間の計測機能も実装した。これらに加え、Microsemi社から有料ライセンスを購入し、検出器のフライトモデルに搭載された放射線耐性品のFPGAへプログラムをダウンロードする環境を整えた。さらに、フライトモデルの性能評価を実施した。宇宙からの背景X線事象の検出頻度に比べて回路ノイズによる偽検出が十分少なくなるエネルギー閾値を課したところ、X線の検出下限値4.0 keVが確認された。当初の目標であったエネルギー範囲2-20 keVからの影響を再計算したところ、重力波を伴う典型的なshort GRBを観測する場合には感度の劣化はほとんどないことが分かった。この結果から本検出器が電磁波対応天体の監視において有用であることが示される。また、本研究では軟X線放射の起源の解明を目指したデータ解析も行った。これまで軟X線放射はそのスペクトルから非熱的放射が示唆されていたが、本解析にて明るい数例のイベントにおいて2温度の黒体放射モデルでもスペクトルを説明できる結果が得られた。ここで非熱的モデルを考えた場合は、軟X線放射はGRB周辺環境からのX線吸収を要する。一方で2温度モデルを仮定したときは吸収の影響をほとんど考えなくてよくなる。この結果は、軟X線放射のあとに続く残光現象から見積もった量と無矛盾である。
英文摘要
連星中性子星合体を起源とする重力波は短時間ガンマ線バースト(short GRB)やこれに付随する軟X洗放射が同期すると考えられている。これらの電磁波突発天体の観測から重力波源の同定を目指すため、広視野X線撮像検出器の開発を行ってきた。本年度は検出器オンボードでのエネルギースペクトル生成機能を実装したことで、GRBの観測・解析に必要な基本的なデータ(これまでの天体画像、光度変動の情報含む)を取得するシステムを実現した。また、検出器の状態を監視する不感時間の計測機能も実装した。これらに加え、Microsemi社から有料ライセンスを購入し、検出器のフライトモデルに搭載された放射線耐性品のFPGAへプログラムをダウンロードする環境を整えた。さらに、フライトモデルの性能評価を実施した。宇宙からの背景X線事象の検出頻度に比べて回路ノイズによる偽検出が十分少なくなるエネルギー閾値を課したところ、X線の検出下限値4.0 keVが確認された。当初の目標であったエネルギー範囲2-20 keVからの影響を再計算したところ、重力波を伴う典型的なshort GRBを観測する場合には感度の劣化はほとんどないことが分かった。この結果から本検出器が電磁波対応天体の監視において有用であることが示される。また、本研究では軟X線放射の起源の解明を目指したデータ解析も行った。これまで軟X線放射はそのスペクトルから非熱的放射が示唆されていたが、本解析にて明るい数例のイベントにおいて2温度の黒体放射モデルでもスペクトルを説明できる結果が得られた。ここで非熱的モデルを考えた場合は、軟X線放射はGRB周辺環境からのX線吸収を要する。一方で2温度モデルを仮定したときは吸収の影響をほとんど考えなくてよくなる。この結果は、軟X線放射のあとに続く残光現象から見積もった量と無矛盾である。
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会议论文
短時間ガンマ線バーストにおけるX線超過成分の時間変動を解明
阐明短期伽马射线暴中 X 射线过剩成分的时间变化
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Exponential Temporal Decay of Extended Emissions following Short Gamma-Ray Bursts with a Possible Correlation Between the Luminosity and Time Constant
短伽马射线爆发后扩展发射的指数时间衰减与光度和时间常数之间可能存在的相关性
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kagawa Yasuaki, Yonetoku Daisuke, Sawano Tatsuya, Arimoto Makoto, Kisaka Shota, Yamazaki Ryo, Yasuaki Kagawa]
通讯作者:
Yasuaki Kagawa
ショートガンマ線バーストに付随する初期X線放射の指数関数的減光と時定数-光度相関
与短伽马射线暴相关的初始 X 射线发射的指数调光和时间常数-光度相关性
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kagawa Yasuaki, Yonetoku Daisuke, Sawano Tatsuya, Arimoto Makoto, Kisaka Shota, Yamazaki Ryo, Yasuaki Kagawa, Yasuaki Kagawa, 加川保昭]
通讯作者:
加川保昭
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Es层与重力波耦合机理分析及物理约束的智能建模研究
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批准号:425B2028
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全球中高层大气重力波热通量及其效应的时空分布和机制研究
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基于子午工程和气辉网观测的热层大气重力波研究
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批准年份:2023
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