発熱する花序をもつタコノキ属の送粉様式の解明と花器官発熱に関する新しい仮説
発熱する花序をもつタコノキ属の送粉様式の解明と花器官発熱に関する新しい仮説
批准号:
22KJ1056
负责人:
宮本 通
金额:
$1.6万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2023-03-08 至 2025-03-31
中文摘要
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英文摘要
2022年6月には小笠原諸島に赴き、小笠原諸島固有のタコノキの送粉調査を行った。タコノキは琉球列島に分布するアダンと同じくハナケシキスイ属が送粉しているのではと思われたが、調査を行った父島、母島、兄島に生育するタコノキの花序からはケシキスイ科と思われる昆虫はたった1個体しか見つけることができなかった。しかし、代わりにアザミウマ科の一種が大量に花序に集まり繁殖していることが分かった。また、母島に生育するタコノキの葉鞘からは未記載のハナケシキスイ属と思われる昆虫を数頭採集することができた。琉球列島に分布するアダンでは、その送粉者であるハナケシキスイ属の一種が集団でアダンの葉鞘で見つけることができるため、小笠原諸島で見つかったケシキスイもまた、アダンの送粉者であるケシキスイと同様の生態を持つ可能性が考えられる。7月から8月にかけては奄美大島にて、アダンの花序の発熱の計測および、送粉者ケシキスイを用いた熱誘引実験を行った。発熱の計測データは前年度のデータと合わせて、現在執筆中の論文に記載している。また、予備的な熱誘引実験によってこのケシキスイは熱に対する正の走性がある可能性が示唆されるものの、より実験手法を改良し、試行回数を増やす可能性がある。9月から10月にかけては、20種以上の固有のタコノキ属が狭い島内に分布しているニューカレドニアに赴き調査を行った。わずかに開花しているタコノキ属を見つけることができたが、ハナケシキスイ属ではないケシキスイ科の一種が花序で繁殖していることを発見することができた。また、いくつかのタコノキ属植物の葉鞘からは、未記載のハナケシキスイ属と思われる昆虫を数頭採集することができた。現地の標本調査からも、少なくとも2種のハナケシキスイ属と思われる昆虫がタコノキ属上からみつけることができたため、2023年度の花期での調査に期待が持てる。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
タコノキ科アダン
熊猫科
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[宮本通, 望月昂, 川北篤]
通讯作者:
川北篤