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草地におけるシカの視覚心理を利用した侵入防止柵の開発とその有用性

草地におけるシカの視覚心理を利用した侵入防止柵の開発とその有用性
利用草原鹿视觉心理的入侵防护围栏的研制及其实用性
批准号:
22KJ2529
负责人:
中村 南美子
金额:
$1.09万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2023-03-08 至 2024-03-31

项目摘要

项目成果

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英文摘要
本研究では,シカに対する電気柵の侵入防止効果を高めるための基礎的知見を得ることを目的として,行動学的手法により柵の認識に関わる飼育キュウシュウジカの視覚および認知能力を明らかにするとともに,その視覚心理を利用した侵入防止柵の開発へ向けて試験を進めている.キュウシュウジカの成獣4頭(オス2頭,メス2頭)を飼育し,シカ飼育舎および屋外運動場に制作した実験装置において試験を行った.①草地におけるシカの色識別能力を検討した.2頭のシカはともに牧草色である黄緑(7.5GY)の色票と同時に提示された白,紫,青紫,青,青緑,緑,黄緑(10GY),橙,赤および赤紫の色票をそれぞれ識別できた.一方,黄緑(5GY)および黄については2頭とも識別できなかった.これらのことから,草地に電気柵を設置した場合,シカにとって識別し難い電線の色が存在する可能性が示された.②シカの嗅覚刺激の識別能力を検討した.衝立の後方左右に飼料入りの飼槽および空の飼槽をランダムに設置したところ,4頭のシカはいずれも嗅覚刺激のみによって前者を選択できたことから,その優れた嗅覚が示唆された.③柵の認識に関わるシカの前方視野を検討した.シカ2頭が高さの異なるネット柵(高さ30~120 cm)を跳躍する際の身体部位の垂直位置ならびにセグメント角度の推移から,その両眼による前方視野は下方向に広がっている可能性が示された.そして,シカにとって柵の視覚情報(高さや奥行きなど)の獲得には踏切直前の接近時における頭部位置の調節が必要であると考えられた.草地に設置された電気柵内へシカが侵入する過程において,柵の認知には感覚(視覚,触覚,嗅覚)が重要な役割を果たすと考えられる.本研究の結果はシカが優れた視覚と嗅覚を用いて柵を認識しており,跳躍ではなく下部から通り抜ける行動に関しては,その下向きの視野が関係していることを示唆するものとなった.
期刊论文(1)
专著(0)
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会议论文
障害物の認識に関わるシカの前方視野は?
鹿的前向视力与识别障碍物有什么关系?
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [Yosuke Kawasaki, Masaki Takahashi, 中村南美子・太田しゅう・赤井克己・秋山雅世・中西良孝・髙山耕二]
通讯作者: 中村南美子・太田しゅう・赤井克己・秋山雅世・中西良孝・髙山耕二