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太陽熱・低温廃熱を冷熱に変える低温熱源駆動・低環境負荷冷媒エジェクタ冷凍機の研究

将太阳热能和低温废热转化为冷能的低环境影响低温热源驱动制冷剂喷射制冷机研究

基本信息

批准号：
21K14573
负责人：
國吉直
金额：
$ 2.83万
依托单位：
Tokyo University of Marine Science and Technology
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

エジェクタ冷凍機の低温熱源利用の可能性を検討するため，エジェクタ冷凍サイクル試験装置を用いた実験によるエジェクタ冷凍サイクルの評価を行っている．本年度は，昨年度エジェクタ冷凍サイクル試験装置に使用していた冷媒R1224yd(Z)をR1336mzz(Z)に変更した場合の実験を行い，冷媒の違いがエジェクタ冷凍サイクルの性能に与える影響について検討した．実験では，蒸発温度を10 ℃および15 ℃，蒸気発生温度を56～72 ℃（蒸発温度10 ℃の場合は68 ℃まで）に設定し，凝縮温度を変更した場合の実験を行った．昨年度冷媒として使用したR1224yd(Z)および今年度使用したR1336mzz(Z)は，R245faの代替冷媒として期待できる冷媒であり，同一形状のエジェクタにおいてそれぞれの冷媒を用いた場合の実験結果の比較を行った．COPT（冷凍能力/投入熱量）およびCOP（冷凍能力/冷媒用送液ポンプの消費電力）による性能評価では，同一の蒸発温度および蒸気発生温度において，R1336mzz(Z)の結果はCOPTおよびCOPのどちらの値もR245faおよびR1224yd(Z)に比べ値が小さくなることが分かった．エジェクタ冷凍サイクルの性能（COPTおよびCOP）は，ある凝縮温度（臨界凝縮温度）まで一定値となり，それ以上の凝縮温度になると急激に低下する特徴がある．R1336mzz(Z)については，COPTおよびCOPは低くなったが，臨界凝縮温度は他の冷媒に比べ高くなる傾向があり，より高い凝縮温度まで性能を安定して維持することができることが分かった．R1224yd(Z)およびR1336mzz(Z)では，COPTおよびCOPや臨界凝縮温度の点で違いがあり，それぞれの冷媒でメリットがあることが分かった．

The possibility of utilization of cryogenic heat source in refrigerator is discussed and evaluated. This year, compared with the previous year, the use of Freon R1224 yd (Z) and R1336 mzz (Z) in the refrigeration test equipment has changed, and the violation of Freon performance and its impact have been discussed. In practice, the evaporation temperature is between 10 ℃ and 15 ℃, the evaporation temperature is between 56 ℃ and 72 ℃ (68 ℃ in the case of evaporation temperature 10 ℃), and the condensation temperature is changed. R1224 yd (Z) was used yesterday and R1336 mzz (Z) was used this year. R245 fa was used instead of Freon. COPT was used in the same shape.(Refrigeration capacity/heat input) COP (Refrigeration capacity/Freon liquid supply and power consumption)エジェクタ冷冻サイクルの性能(COPT COP) R1224yd (Z) R1336mzz (Z)