IFNγによる腫瘍微小環境の代謝改変メカニズムの解明
IFNγによる腫瘍微小環境の代謝改変メカニズムの解明
批准号:
21K15505
负责人:
西田 充香子
金额:
$2.91万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
これまでに我々はメトホルミンによる免疫治療によって腫瘍浸潤CD8 TILs (CD8 TILs)の代謝は上昇し、腫瘍細胞の代謝は低下するという現象を見出した。さらに治療によりCD8 TILs のIFNγ産生が増加しており、代謝変化を誘導している因子は活性化されたCD8 TILsから分泌されるIFNγではないかと考え検討を行ってきた。事実、in vitro で腫瘍細胞にIFNγを処置した際の代謝能を評価したところ、解糖能ならびにミトコンドリア代謝が低下していた。また、in vitro においてIFNγ処置時の代謝関連分子のタンパク発現をウエスタンブロッティングで確認したところ、WT腫瘍とIFNγR1シグナル欠損腫瘍では解糖系ならびにミトコンドリア機能に関わる分子のタンパク発現に大きな違いがあることも明らかとなってきた。さらにin vitro で見られた現象はin vivo におけるメタボライト解析からも同様の知見が得られた。それらのすべての結果からIFNγによる腫瘍細胞の代謝制御に関与している可能性のある候補分子をいくつかリストアップし、さらにそこから腫瘍細胞におけるIFNγの機能を制御している重要な分子を特定し、特定した分子のsiRNA ならびにsh RNA を用いてノックダウン腫瘍細胞(KD 細胞)を樹立し、in vitro ならびにin vivo 実験系によってIFNγによる腫瘍細胞の代謝並びに機能を確認したところ、興味深いことにIFNγによる代謝低下だけでなく、IFNγによって引き起こされる事象(細胞周期停止や細胞死誘導など)も消失したことから、特定した分子はIFNγの機能を制御する重要な因子であることが、本研究で新たに解明できた。
英文摘要
これまでに我々はメトホルミンによる免疫治療によって腫瘍浸潤CD8 TILs (CD8 TILs)の代謝は上昇し、腫瘍細胞の代謝は低下するという現象を見出した。さらに治療によりCD8 TILs のIFNγ産生が増加しており、代謝変化を誘導している因子は活性化されたCD8 TILsから分泌されるIFNγではないかと考え検討を行ってきた。事実、in vitro で腫瘍細胞にIFNγを処置した際の代謝能を評価したところ、解糖能ならびにミトコンドリア代謝が低下していた。また、in vitro においてIFNγ処置時の代謝関連分子のタンパク発現をウエスタンブロッティングで確認したところ、WT腫瘍とIFNγR1シグナル欠損腫瘍では解糖系ならびにミトコンドリア機能に関わる分子のタンパク発現に大きな違いがあることも明らかとなってきた。さらにin vitro で見られた現象はin vivo におけるメタボライト解析からも同様の知見が得られた。それらのすべての結果からIFNγによる腫瘍細胞の代謝制御に関与している可能性のある候補分子をいくつかリストアップし、さらにそこから腫瘍細胞におけるIFNγの機能を制御している重要な分子を特定し、特定した分子のsiRNA ならびにsh RNA を用いてノックダウン腫瘍細胞(KD 細胞)を樹立し、in vitro ならびにin vivo 実験系によってIFNγによる腫瘍細胞の代謝並びに機能を確認したところ、興味深いことにIFNγによる代謝低下だけでなく、IFNγによって引き起こされる事象(細胞周期停止や細胞死誘導など)も消失したことから、特定した分子はIFNγの機能を制御する重要な因子であることが、本研究で新たに解明できた。
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腫瘍内科 特集 がん免疫療法研究の進歩
肿瘤内科专题:癌症免疫治疗研究进展
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[鵜殿平一郎, 西田充香子]
通讯作者:
西田充香子
週刊 医学のあゆみ【腫瘍免疫 免疫ネットワークから考える基礎と臨床】
每周医学史【肿瘤免疫学:来自免疫网络的基础与临床思考】
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[西田充香子, 鵜殿平一郎]
通讯作者:
鵜殿平一郎
腫瘍微小環境の代謝改変と抗腫瘍免疫応答の向上メカニズム
肿瘤微环境代谢改变及抗肿瘤免疫反应改善机制
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Nishida Mikako, Yamashita Nahoko, Ogawa Taisaku, Koseki Keita, Warabi Eiji, Ohue Tomoyuki, Komatsu Masaaki, Matsushita Hirokazu, Kakimi Kazuhiro, Kawakami Eiryo, Shiroguchi Katsuyuki, Udono Heiichiro, 西田充香子]
通讯作者:
西田充香子
岡山大学 プレスリリース
冈山大学新闻稿
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Pharmacological effects on anaplerotic pathways alters the metabolic landscape in the tumor microenvironment, causing unpredictable, sustained antitumor immunity.
对回补途径的药理作用改变了肿瘤微环境中的代谢景观,引起不可预测的、持续的抗肿瘤免疫。
DOI:
10.1093/intimm/dxab067
发表时间:
2022
期刊:
International immunology
影响因子:
4.4
作者:
[Udono H , Nishida M]
通讯作者:
Nishida M
共 13 条
腫瘍血管内皮におけるNrf2-eNOS経路を介した新たな腫瘍血管正常化機構の解明
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批准号:24K10334
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2024
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负责人:西田 充香子
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依托单位:
海外基金