血管新生制御異常を介した食道癌粘膜下層浸潤のメカニズムの解明とバイオマーカー開発
血管新生制御異常を介した食道癌粘膜下層浸潤のメカニズムの解明とバイオマーカー開発
批准号:
21K16005
负责人:
奥田 悠介
金额:
$3.0万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
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英文摘要
食道表在癌には粘膜内癌(T1a癌)と粘膜下層浸潤癌(T1b癌)が含まれ、術前診断でcT1a癌には内視鏡的切除、cT1b癌には手術または化学放射線療法(CRT)が適応となる。また内視鏡的腫瘍切除後の病理組織診断でpT1a-MM(粘膜筋板)癌かつ脈管侵襲陽性であった場合は手術またはCRTによる追加治療を考慮する。そのため治療方針決定のためには癌の粘膜下層浸潤や脈管侵襲の有無が重要であり、術前に「pT1a かつ 脈管侵襲陰性例」(=内視鏡治療適応)と「pT1b もしくは 脈管侵襲陽性例」(=手術適応)を高精度に識別することが望まれる。内視鏡診断での正確な術前診断はしばしば困難である一方、予備実験により両群間の血清中の血管新生因子X,Yの発現が有意に異なることを見出し、本研究を立案した。因子X, Yの血清中および血清エクソソーム中発現について症例をさらに追加して検討を行った。血清エクソソームを用いた解析は、血清からエクソソームを抽出し、タンパク質濃度を測定した。内視鏡治療適応群28例、手術適応群5例の検討においても、血清X,Yおよび血清エクソソーム含有X,Yは内視鏡治療適応群に比べて手術適応群で有意に高値を示した。また内視鏡的/外科手術的切除後のFFPE検体からRNAを抽出して各因子のRNA発現についても解析を行ったところ、血清/血清エクソソームと同様に内視鏡治療適応群に比べて手術適応群で有意に高値を示した。現在はヒト食道扁平上皮癌細胞株ならびにヒト正常扁平上皮細胞株を用いた解析を進めるとともに、マウス異所移植モデルを用いた解析を進めている。また2021年11月より多施設共同前向き観察研究を開始した。
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