心臓外科術後急性腎傷害に対する、新しいリスク予測モデルと目標指向型治療戦略の開発
心臓外科術後急性腎傷害に対する、新しいリスク予測モデルと目標指向型治療戦略の開発
批准号:
21K16540
负责人:
壽原 朋宏
金额:
$2.91万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
心臓外科術後の急性腎傷害(Cardiac Surgery-Associated Acute Kidney Injury; CSA-AKI)は術後死亡率の上昇、ICU滞在日数の増加、医療費の増加などと関連する。血行動態の安定化がCSA-AKIのリスクを下げるとされるが、簡便に評価できる指標は定まっていない。応募者はCardiac Power Index (CPI)というパラメータに注目し、心臓外科術後患者への後方視的な検討を行うことで、CSA-AKIを発症した患者はCPIが低い傾向があることを確認した。本研究ではこの結果を更に発展させ、① CPIは心臓外科術後患者の「血行動態安定化」の指標として有用であり、CSA-AKI発症との間に相関関係があることを証明する、② CPIを標的とした治療戦略により、CSA-AKI発症を抑制できることを明らかにする、という2点を目的としている。研究を開始するにあたっては院内の倫理委員会を通す必要があり、集中治療室における後方視的なデータ使用に関して申請して認可を得た。現在データ収集を完了したところで、今後データ整理と解析をおこなっていく。この結果をまとめて学会発表と論文化を進めていく。前向き研究については、後方視的な結果が出てからでないと院内の倫理申請を通すことは難しい状況であり、次年度以降に繰り越さざるを得ないとの結論に至った。研究計画自体には大きな変更点はなく、順次進めていく予定である。
英文摘要
心臓外科術後の急性腎傷害(Cardiac Surgery-Associated Acute Kidney Injury; CSA-AKI)は術後死亡率の上昇、ICU滞在日数の増加、医療費の増加などと関連する。血行動態の安定化がCSA-AKIのリスクを下げるとされるが、簡便に評価できる指標は定まっていない。応募者はCardiac Power Index (CPI)というパラメータに注目し、心臓外科術後患者への後方視的な検討を行うことで、CSA-AKIを発症した患者はCPIが低い傾向があることを確認した。本研究ではこの結果を更に発展させ、① CPIは心臓外科術後患者の「血行動態安定化」の指標として有用であり、CSA-AKI発症との間に相関関係があることを証明する、② CPIを標的とした治療戦略により、CSA-AKI発症を抑制できることを明らかにする、という2点を目的としている。研究を開始するにあたっては院内の倫理委員会を通す必要があり、集中治療室における後方視的なデータ使用に関して申請して認可を得た。現在データ収集を完了したところで、今後データ整理と解析をおこなっていく。この結果をまとめて学会発表と論文化を進めていく。前向き研究については、後方視的な結果が出てからでないと院内の倫理申請を通すことは難しい状況であり、次年度以降に繰り越さざるを得ないとの結論に至った。研究計画自体には大きな変更点はなく、順次進めていく予定である。
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