天然物ケミカルバイオロジーによる歯周組織代謝活性の探索と歯根吸収予防治療への応用
天然物ケミカルバイオロジーによる歯周組織代謝活性の探索と歯根吸収予防治療への応用
批准号:
21K17185
负责人:
泉野 尋
金额:
$3.0万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
关键词:
中文摘要
今年度は、生薬のオウゴンの主成分であるフラボノイド配糖体バイカリンが歯周組織を構成する細胞の代謝に及ぼす影響について、検討を行った。ヒトセメント芽細胞株(HCEM)にバイカリンを添加後、細胞増殖能の検討を行った。その結果、HCEMは、バイカリン添加により、細胞増殖能に有意な変化を認めなかった。次に、HCEMにバイカリン添加を行った際の、骨代謝調節遺伝子 (OPG、RANKL) について、定量PCRを用いて検討を行った。また、OPGおよびRANKLの蛋白質発現 についてWestern blot解析を行った。その結果、HCEMは、バイカリン添加によりOPG遺伝子発現の亢進が認められた。また、バイカリン添加群は対照群と比較して、OPGの骨代謝関連タンパク質発現の濃度依存的な亢進が認められた。また、バイカリン添加がHCEM におけるWnt/βカテニンシグナル伝達経路に及ぼす影響について検討するため、Wnt/βカテニンシグナル伝達経路阻害剤であるDKK-1を添加し、DKK-1存在下におけるバイカリン添加が、骨代謝調節遺伝子の発現および骨代謝タンパク質発現に及ぼす変化について検討を行った。その結果、Wntシグナル伝達経路阻害剤であるDKK-1存在下において、バイカリン添加によって亢進されたOPG発現の抑制が確認された。以上の結果は、Journal of Dental Sciencesに論文掲載された。
英文摘要
今年度は、生薬のオウゴンの主成分であるフラボノイド配糖体バイカリンが歯周組織を構成する細胞の代謝に及ぼす影響について、検討を行った。ヒトセメント芽細胞株(HCEM)にバイカリンを添加後、細胞増殖能の検討を行った。その結果、HCEMは、バイカリン添加により、細胞増殖能に有意な変化を認めなかった。次に、HCEMにバイカリン添加を行った際の、骨代謝調節遺伝子 (OPG、RANKL) について、定量PCRを用いて検討を行った。また、OPGおよびRANKLの蛋白質発現 についてWestern blot解析を行った。その結果、HCEMは、バイカリン添加によりOPG遺伝子発現の亢進が認められた。また、バイカリン添加群は対照群と比較して、OPGの骨代謝関連タンパク質発現の濃度依存的な亢進が認められた。また、バイカリン添加がHCEM におけるWnt/βカテニンシグナル伝達経路に及ぼす影響について検討するため、Wnt/βカテニンシグナル伝達経路阻害剤であるDKK-1を添加し、DKK-1存在下におけるバイカリン添加が、骨代謝調節遺伝子の発現および骨代謝タンパク質発現に及ぼす変化について検討を行った。その結果、Wntシグナル伝達経路阻害剤であるDKK-1存在下において、バイカリン添加によって亢進されたOPG発現の抑制が確認された。以上の結果は、Journal of Dental Sciencesに論文掲載された。
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