コロナ禍の心理ストレスが高齢者の2年後のうつ状態、認知機能低下に与える影響

冠状病毒大流行造成的心理压力对两年后老年人抑郁和认知功能下降的影响

• 批准号: 21K17251
• 负责人: 國武 裕
• 金额: $ 2.25万
• 依托单位: Saga University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
• 财政年份: 2021
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2021-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21K17251/
• 关键词: コロナ禍; コロナ前; 高齢者; 抑うつ症状; 記憶力低下; 不安; 唾液コルチゾール; 社会資本; 地域在住; うつ状態; 新型コロナウイルス恐怖尺度; 特性不安; コルチゾール; 新型コロナ; ストレス; 認知機能低下

主な実績は、昨年度に得たデータを解析し、第118回日本精神神経学会学術総会で発表し、英語論文を作成し投稿したことである。具体的にはすでに2016年に行っていた調査と2021年度に行った調査のデータを比較・分析した。予想に反して、コロナ禍前の記憶力とコロナ禍でのうつ症状に関連はなかった。しかし、コロナ禍ではコロナ禍前と比べ、うつ症状を持つ参加者の割合が有意に増えたこと、市民参加や互酬性などがコロナ禍ではわずかではあるが、有意に減少していることなどを明らかにした。これらの結果を2022年6月に第118回日本精神神経学会学術総会で発表し、英語論文として投稿した（未掲載）。この結果の意義は、地域在住の高齢者において、コロナ禍前に軽度の記憶力低下があっても社会的なつながりがある程度保たれていれば、抑うつ症状への影響はないかもしれないということである。本研究では社会的つながりはわずかに有意に減少していたが、先行の日本の研究と比べると、減少の程度はわずかであった。また、参加者から採取した唾液コルチゾールを測定し、コロナ禍前後での変化を比較した。コロナ禍前後で唾液コルチゾール値は、明らかな変化は認めなかった。またコロナ前の唾液コルチゾールとコロナ禍とのうつ症状との関連は認めなかった。さらにコロナ禍前の不安とコロナ禍のうつ状態の関連を多重ロジスティック解析で分析し、有意に関連があることを明らかにした。社会的なつながりとのうつ症状との関連は、こちらでも有意ではなかった。この結果については現在英語論文作成中である。この結果の意義は、元々不安が高い高齢者はコロナ禍という慢性的なストレスでうつ症状を呈しやすく、そのためより大きなサポートが必要であるということが明らかになったことである。

The 118th Japan Psychiatric Society Academic Conference was held in Beijing. The specific survey conducted in 2016 and the survey conducted in 2021 were compared and analyzed. To think about it, to think about it. Before the disaster, the symptoms were maintained. Participants 'participation was intentionally increased. Citizens' participation in the disaster was intentionally reduced. The results were presented at the 118th Japan Psychiatric Association Conference in June 2022, and submitted in English (unpublished). The significance of this result is that the region is in the high school, the degree of memory is low, the degree of social protection is high, and the influence of symptoms is low. This study is intended to reduce the degree of social decline in Japan. The participants took part in the test and compared the results before and after the test. Before and after the disaster, the saliva was changed.またコロナ前の唾液コルチゾールとコロナ祸とのうつ症状との关连は认めなかった。The relationship between the state of the disaster and the state of the disaster is analyzed in multiple ways. The relationship between the disaster and the state of the disaster is analyzed in detail. Social The result is that the English paper is now being written. The meaning of this result is that it is necessary to have a high degree of uneasiness and a high degree of uneasiness.

项目成果

コロナ禍の心理ストレスと地域在住の高齢者のうつ状態、認知機能との関連

社区老年人冠状病毒大流行造成的心理压力、抑郁与认知功能的关系

• 发表时间: 2022
• 作者: 國武 裕;溝口 義人;今村 義臣; 國武 浩子;大石（福地）絢子;門司 晃
• 通讯作者: 門司 晃