シェイクスピア批評・受容における性格批評-ジェンダー論からの見直しと現代的様相-
シェイクスピア批評・受容における性格批評-ジェンダー論からの見直しと現代的様相-
批准号:
22K13068
负责人:
風間 彩香
金额:
$0.92万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2027-03-31
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英文摘要
本研究は、これまで主な担い手が女性であるとの認識のもと「主観的批評」として画一的に評価されてきた性格批評(character criticism)をシェイクスピア研究・批評・受容史に正当に位置づけることを目的とする。令和4年度は英米の二つの学術誌"Transactions of New Shakespeare Society"と"Shakespeariana"を調査し、19世紀後半のアカデミズムで性格批評がいかに浸透し機能しているかを分析し、研究成果の発表を行った。まず、"Transactions"で性格批評関連論文が誌面全体に占める割合は約15%と判明した。この割合は、シェイクスピア劇の創作順の特定や量的調査を志向するソサエティの方向性を考慮すると、顕著に高いことが明らかとなった。また、性格批評関連論文の執筆者の男女比は拮抗しており、その内男性執筆者は学位をもつ者や教授職に就く者であった。性格批評は19世紀後半のアカデミズムにおいて浸透し、学問的に取り組まれた批評様式であったことが明らかとなった。次に、"Shakespeariana"中のアメリカや海外各地に結成されたシェイクスピア・クラブの活動を紹介するShakespeare Societiesコーナーに注目した。シェイクスピア・クラブは1880年代から1900年代初めにかけて活発に結成され、入会条件に学歴や性別指定を設けるクラブや、一般のファンが集うクラブなど様々であるが、プロ・アマチュアや性別の垣根を越えて、性格批評を媒介にシェイクスピア受容が展開されていることが明らかとなった。以上の研究成果について、『表現文化研究年報』(査読付き、2023年3月発行)に論文が掲載され、また日本英文学会第95回大会(2023年5月開催)で研究発表を行った。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
性格批評は「女性的で、主観的で、怪しい」批評様式であったのか―英米の学術雑誌The New Shakespeare Society's TransactionsとShakespearianaをもとに―
根据英美学术期刊《新莎士比亚学会汇刊》和《莎士比亚戏剧》,人物批评是一种“女性化的、主观的、可疑的”批评模式吗?
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Shek-Noble, Liz, Lay Sion Ng, Ng Lay Sion, プラダン・ゴウランガ・チャラン, プラダン・ゴウランガ・チャラン, 風間 彩香, 風間 彩香]
通讯作者:
風間 彩香
性格批評は「女性の主観的な二次創作」なのか
人物批评是“女性主观二次创造”吗?
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
表現文化研究年報
影响因子:
--
作者:
[Shek-Noble, Liz, Lay Sion Ng, Ng Lay Sion, プラダン・ゴウランガ・チャラン, プラダン・ゴウランガ・チャラン, 風間 彩香]
通讯作者:
風間 彩香
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