AIを用いた食道癌術後反回神経麻痺の予後予測システムの確立
AIを用いた食道癌術後反回神経麻痺の予後予測システムの確立
批准号:
22K16506
负责人:
齋藤 賢将
金额:
$2.5万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2027-03-31
中文摘要
食道癌は反回神経周囲リンパ節への転移頻度が高く、食道癌根治術においては反回神経周囲郭清が予後改善に重要である。一方で、術後反回神経麻痺が比較的高い頻度で生じうる。大部分は保存的に改善するが、嗄声や誤嚥によりQOLを大きく損なう。また、術後反回神経麻痺は肺炎の発症と相関があることが報告されており、術後肺炎の発症は予後不良因子である 。しかしながら、反回神経麻痺が改善する確率や改善に要する期間を予測する方法は確立さ れていない。当研究ではこれまで行ってきた内視鏡画像と反回神経麻痺に関する経過をAIに学習させる ことで、反回神経麻痺有無とその予後を診断可能なAIを作成し、反回神経麻痺改善可能性が 乏しいと診断された症例には積極的に音声改善手術の適応など誤嚥予防処置を取ることで食道癌患者のQOLと予後向上に恩恵をもたらすことを目的としている。これまでの研究では200例、620枚の画像による学習で88.8%の診断率を得ることができたが、314例、1000枚の画像では85.5%と診断率の低下を来した。さらに診断能を向上させるための方策として、同一症例の複数画像(声帯の外転時、内転時)を同時に学習させることで診断能の向上を図るプログラムを作成している。また、反回神経麻痺が改善に帰する要因について検討を行っている。反回神経麻痺の改善した症例と改善しなかった症例について有意に影響を及ぼす要因がないか後方視的に検討した。また、反回神経麻痺の改善の有無が予後に与える影響について検討した。
英文摘要
食道癌は反回神経周囲リンパ節への転移頻度が高く、食道癌根治術においては反回神経周囲郭清が予後改善に重要である。一方で、術後反回神経麻痺が比較的高い頻度で生じうる。大部分は保存的に改善するが、嗄声や誤嚥によりQOLを大きく損なう。また、術後反回神経麻痺は肺炎の発症と相関があることが報告されており、術後肺炎の発症は予後不良因子である 。しかしながら、反回神経麻痺が改善する確率や改善に要する期間を予測する方法は確立さ れていない。当研究ではこれまで行ってきた内視鏡画像と反回神経麻痺に関する経過をAIに学習させる ことで、反回神経麻痺有無とその予後を診断可能なAIを作成し、反回神経麻痺改善可能性が 乏しいと診断された症例には積極的に音声改善手術の適応など誤嚥予防処置を取ることで食道癌患者のQOLと予後向上に恩恵をもたらすことを目的としている。これまでの研究では200例、620枚の画像による学習で88.8%の診断率を得ることができたが、314例、1000枚の画像では85.5%と診断率の低下を来した。さらに診断能を向上させるための方策として、同一症例の複数画像(声帯の外転時、内転時)を同時に学習させることで診断能の向上を図るプログラムを作成している。また、反回神経麻痺が改善に帰する要因について検討を行っている。反回神経麻痺の改善した症例と改善しなかった症例について有意に影響を及ぼす要因がないか後方視的に検討した。また、反回神経麻痺の改善の有無が予後に与える影響について検討した。
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