重複癌既往患者における次世代シーケンサーを用いた肺扁平上皮癌の診断
重複癌既往患者における次世代シーケンサーを用いた肺扁平上皮癌の診断
批准号:
22K16579
负责人:
有賀 直広
金额:
$0.92万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2026-03-31
中文摘要
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英文摘要
原発性肺癌では、同時性・異時性を問わず一人の患者から複数の腫瘍を認めることがある。 2つの腫瘍を認めた場合(1)いずれも肺原発(2)いずれも他臓器の癌からの肺転移 (3)一つは肺原発で一つは肺転移という可能性がある。それぞれの組織型が異なる場合は、ともに原発と考えることが出来るが、組織型が同じであるとサブタイプの割合や遺伝子変異の違いにより判断することになる。肺腺癌には様々なサブタイプがあることや、遺伝子変異を調べることにより、区別をつけることが比較的容易であるが、扁平上皮癌では、免疫染色などを用いたとしても容易ではない。原発か転移によって治療方針は異なってくるため、この診断は非常に重要である。切除検体の癌組織から得られたDNAあるいはmRNAの遺伝子変異を次世代シーケンサーにより網羅的解析する。口腔・咽頭・喉頭・食道・肺は、アルコールやたばこといった共通の癌誘発因子の長期曝露により、広範囲の上皮組織に発癌母地となる変化が起こり、当該領域内に癌が多発する現象が起きる(広域発癌)。広域発癌に関する研究も盛んにおこなわれており、共通する遺伝子異常は数多く報告されている。しかし、本研究では、各々の固形癌に共通するシグネチャーや非特異的なドライバー遺伝子異常は有用でなく、むしろ各固形癌でのみ発現するマイナーで特異的なドライバー遺伝子異常の同定を試みる。原発性の肺扁平上皮癌や他臓器原発の扁平上皮癌の治療歴がある場合には、それらの検体も網羅的解析を行うことで診断の精度を上げることが可能になる。2022年度は本研究において対象となる症例のピックアップを行なった。過去に当院で手術を行い、すでに先行研究にて病理組織学的検討を終えている103例において重複癌、特に臨床的に鑑別が問題となることの多い頭頸部癌、食道癌の重複がある症例について検討を行う方針とした。
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