経皮的電気刺激を用いたヒト上肢運動機能改善の試み
経皮的電気刺激を用いたヒト上肢運動機能改善の試み
批准号:
22K17628
负责人:
仁藤 充洋
金额:
$2.91万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
本研究は、頚部脊髄への電気刺激による中枢神経系および運動機能への影響について検証し、リハビリテーションへ応用するための基礎的知見を得ることを目的としている。1年目である2022年度は、中枢神経系の興奮性を変化させるための適切な刺激設定を明らかにするために、若年健常成人を対象に、頚部脊髄への微弱な(~3mA)電気刺激を用いて、経頭蓋磁気刺激による手指筋の運動誘発電位(MEP)を指標として皮質脊髄路への影響を検証した。直流刺激では、3mA、20分の介入でもMEPに影響を与えなかったが、ランダムノイズ刺激(tsRNS)を用いることでMEPの有意な増大を認めた。tsRNSの刺激強度と介入時間について調べたところ、最大値2mAおよび3mAの刺激強度を用いることでMEPを増大させることができ、3分間の介入時間で、介入後10分まで有意なMEP増大を誘導することができた。この刺激による不快感を質問紙を用いて被験者に確認したところ、ほとんどの被験者が刺激を感じない、あるいはわずかにしか感じないとの回答が得られた。以上の知見から、皮質脊髄路興奮性を増大させるtsRNSの刺激設定を明らかにすることができた。次に、皮質脊髄路の興奮性増大に関わる神経機構を特定するために、体性感覚誘発電位に及ぼす影響を検証したところ、tsRNS後に有意な増大を認めた。一方、経頭蓋電気刺激や末梢神経電気刺激により検証した脊髄運動細胞の興奮性評価は有意な変化を認めなかった。以上の知見から、tsRNSは求心性入力を増大させることにより、皮質脊髄路の出力を増大させていることが示唆された。
英文摘要
本研究は、頚部脊髄への電気刺激による中枢神経系および運動機能への影響について検証し、リハビリテーションへ応用するための基礎的知見を得ることを目的としている。1年目である2022年度は、中枢神経系の興奮性を変化させるための適切な刺激設定を明らかにするために、若年健常成人を対象に、頚部脊髄への微弱な(~3mA)電気刺激を用いて、経頭蓋磁気刺激による手指筋の運動誘発電位(MEP)を指標として皮質脊髄路への影響を検証した。直流刺激では、3mA、20分の介入でもMEPに影響を与えなかったが、ランダムノイズ刺激(tsRNS)を用いることでMEPの有意な増大を認めた。tsRNSの刺激強度と介入時間について調べたところ、最大値2mAおよび3mAの刺激強度を用いることでMEPを増大させることができ、3分間の介入時間で、介入後10分まで有意なMEP増大を誘導することができた。この刺激による不快感を質問紙を用いて被験者に確認したところ、ほとんどの被験者が刺激を感じない、あるいはわずかにしか感じないとの回答が得られた。以上の知見から、皮質脊髄路興奮性を増大させるtsRNSの刺激設定を明らかにすることができた。次に、皮質脊髄路の興奮性増大に関わる神経機構を特定するために、体性感覚誘発電位に及ぼす影響を検証したところ、tsRNS後に有意な増大を認めた。一方、経頭蓋電気刺激や末梢神経電気刺激により検証した脊髄運動細胞の興奮性評価は有意な変化を認めなかった。以上の知見から、tsRNSは求心性入力を増大させることにより、皮質脊髄路の出力を増大させていることが示唆された。
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The combined effects of transcutaneous spinal direct current stimulation and neuromuscular electrical stimulation on corticospinal excitability and gait performance in humans.
经皮脊髓直流电刺激和神经肌肉电刺激对人类皮质脊髓兴奋性和步态表现的综合影响。
DOI:
10.57337/jjeapt.21-2
发表时间:
2022
期刊:
Japanese Journal of Electrophysical Agents
影响因子:
--
作者:
[小関 忠樹, 仁藤 充洋, 田辺 茂雄, 山口 智史, 関口 航, 押野 真央, 竹村 直, 齋藤 佑規, 吉田 海斗, 工藤 大輔, 髙野 圭太, 神 将文]
通讯作者:
神 将文
Inhibitory spinal reflex arc from the anterior to the posterior part of the deltoid in humans.
抑制性脊髓反射弧从人类三角肌的前部到后部。
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yoshimoto Takuya, Nito Mitsuhiro, Hashizume Wataru, Shimada Kazuto, Sato Tomomi, Naito Akira.]
通讯作者:
Naito Akira.
Oligosynaptic inhibition of group Ia afferents between the anterior and posterior parts of the deltoid in humans.
人类三角肌前部和后部之间 Ia 组传入神经的寡突触抑制。
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yoshimoto Takuya, Nito Mitsuhiro, Shimada Kazuto, Sato Tomomi, Hashizume Wataru, Naito Akira.]
通讯作者:
Naito Akira.
Spinal reflex arc from biceps brachii to the middle and posterior parts of deltoid in humans;a post-stimulus time-histogram study.
人类从肱二头肌到三角肌中后部的脊柱反射弧;刺激后时间直方图研究。
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Sato Tomomi, Nito Mitsuhiro, Yoshimoto Takuya, Shimada Kazuto, Hashizume Wataru, Naito Akira.]
通讯作者:
Naito Akira.
Monosynaptic facilitation of flexor digitorum superficialis motoneurons mediated by Group Ia afferents from the extensor carpi radialis in humans
人类桡侧腕伸肌 Ia 组传入神经介导的指浅屈肌运动神经元的单突触促进
DOI:
10.1111/ejn.15784
发表时间:
2022
期刊:
European Journal of Neuroscience
影响因子:
3.4
作者:
[Nito Mitsuhiro, Yoshimoto Takuya, Hashizume Wataru, Sato Tomomi, Shimada Kazuto, Shindo Masaomi, Naito Akira]
通讯作者:
Naito Akira
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