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食事中の消化性糖質の違いが難消化性糖質による腸内発酵に与える影響

食事中の消化性糖質の違いが難消化性糖質による腸内発酵に与える影響
膳食中可消化碳水化合物的差异对难消化碳水化合物引起的肠道发酵的影响
批准号:
22K17794
负责人:
永田 龍次
金额:
$2.16万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2022-04-01 至 2024-03-31

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難消化性糖質の発酵特性を食事組成,特に消化性糖質と関連付けて評価することで,より詳細に解明することを目指した。本研究ではラットへの投与試験において,食餌中の糖質源をα化コーンスターチ(CS)もしくはスクロース(Suc)のみとし,そこに難消化性糖質としてセルロース(対照,CEL),フルクトオリゴ糖(FOS),セロビオース(CEB)をそれぞれ添加した食餌を調製した:1.CS+CEL,2.CS+FOS,3.CS+CEB,4.Suc+CEL,5.Suc+FOS,6.Suc+CEB。各試験食をラットに4週間給餌後に解剖を行い盲腸を摘出して,次世代シークエンシングによる細菌叢解析や有機酸の定量を実施した。その結果,盲腸内細菌叢組成はFOSやCEBの影響よりもCS食とSuc食の間で異なることが示された。Ruminococcaceae科やOscillospiraceae科の細菌はSuc食よりCS食で増加し,特にCS+CEB食で最も増加した。Christensenellaceae科の細菌はCS食よりSuc食で増加し,Suc+FOS食で最も増加した。盲腸内酢酸,プロピオン酸,n-酪酸といった短鎖脂肪酸の産生において,FOSはCS食とSuc食で同様の産生を示し,特にn-酪酸産生を増加した。一方で,CEBによる短鎖脂肪酸産生はSuc食よりCS食で高くなった。したがって,FOSやCEBの腸内細菌叢への影響はCS食とSuc食で異なり,それはCEBでより顕著に観察された。これにより,難消化性糖質の発酵特性は食餌中の消化性糖質の違いにより変化する可能性が示唆された。
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