1920年代フランスに見る「食の観光資源」誕生と形成、およびその社会的要因
1920年代フランスに見る「食の観光資源」誕生と形成、およびその社会的要因
批准号:
22K18099
负责人:
梶谷 彩子
金额:
$2.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
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英文摘要
本研究は、1920年代フランスにおける旅と食のあり方を具体的に示し、「フード・ツーリズム」のルーツおよび近代から現代へ向かうフランスの姿を、ガストロノミーとツーリズムの両方の面から明らかにすることを目的としている。2022年度は「1920年代フランスの食文化と「ガストロノミー」の役割」をテーマとして、ガストロノミーの書の精読とともに、「観光と美食の結びつき」について検討した。20世紀初頭の美食ガイドブックである『美食のフランス』(La France gastronomique, 1921-1928)の分冊「パリ周辺編Ⅰ」および「Ⅱ」では、「パリ」以外のイル=ド=フランス地方において、「美食」という見地から見て優良な店を見つけることが困難であると明言されている。フランスの食文化に関する先行研究では20世紀以降、地方の食に注目する動きが出てきたと定義されてきた。しかし少なくともこの分冊において、地方とパリとの「中継地点」になりうるパリ周辺の地域では、必ずしも観光と美食が結びついていない当時の現状が示唆された。同時に、ガストロノミーの書がただ自国の食文化を賛美することに終始せず、執筆当時のリアルな姿を描こうとする傾向も認められた。この点はガイドブックという特性を併せ持っていることが影響している可能性があるが、シリーズの精読は引き続き継続する。地方都市の観光についての考察にも着手し、今年度はオーヴェルニュ地方の都市であるヴィシーにおける「観光資源」を検証した。ヴィシーは古代から温泉療養の地として名高く、19世紀に再開発が行われた後は一大「温泉リゾート」として最新の設備を整えた施設であることがポスターなどを通して宣伝されていた。観光資源としては温泉水から採れる「塩」があり、これを使った様々な商品が展開されていた。ヴィシーの観光資源についての検証成果は論文にまとめ、学会誌に投稿した。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
近代フランスにおける観光旅行の受容についての一考察 ―ヴィシーを例として―
现代法国旅游接待研究——以维希为例——
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
仏語圏言語文化
影响因子:
--
作者:
[梶谷彩子]
通讯作者:
梶谷彩子
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