セクシュアリティをめぐる差別・抑圧の相克に向けた交渉戦略モデルの構築に関する研究
セクシュアリティをめぐる差別・抑圧の相克に向けた交渉戦略モデルの構築に関する研究
批准号:
22K18116
负责人:
元山 琴菜
金额:
$2.75万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
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英文摘要
本研究は、日本社会において非異性愛者が経験する、捉えづらく・言葉にしづらい差別の在り方を検討するものである。このような、日常的で捉えづらい差別は「マイクロアグレッション」(以下、MA)と呼ばれており、加害側に悪気がないという特徴をもつ。本研究では、非異性愛者への聞き取り調査から、MAの経験を可視化し、現代日本社会に則したMAの理論化と、MA被経験者と発信者との公平な関係性の構築に向けた交渉戦略モデルの構築を目指している。本年度はまず、文献整理、セクシュアルマイノリティに関連するイベント等への参与観察、および、数人への非異性愛者への聞き取り調査を行った。現時点で分かったことは、第一に、非異性愛者に対するMAに該当する言動は日常的に繰り広げられているが、その内容を差別的だと認識している当事者ばかりではないということである。深い考察は今後の課題であるが、MAは知人や家族などから発せられることも多く、その人たちが悪意をもっていないため、当事者もそれらがMAに該当するとは認識しづらい現状があることを示唆している。しかし、だからこそ、MAという概念や言葉は、当事者のエンパワメントにつながること可能性があることが確認できた。第二に、近年広がりを見せる「LGBT歓迎ムード」が、特権集団がMAを発信する可能性を高める可能性があることが分かった。近年の非異性愛者への社会的動向を考察した結果、「LGBT歓迎ムード」が経済的活動に従属して広がり、社会的特権集団が見せかけの人権意識のままLGBTを支持するという状況を生み、MAの温床となる危険性も見えてきた。第三に、セクシュアルマイノリティ支援者を指す「アライ」と当事者との間で理解の齟齬が生まれている可能性があることである。これに関しては、次年度により深い調査および考察を行う予定である。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
セクシュアリティをめぐる家族の抑圧と解放――インターセクショナリティの視点から
家庭对性的压迫与解放:交叉性的视角
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[岩井美佐紀(編著), 大泉さやか, 下條尚志ほか54名(共著), Prakash Gautam, 工藤晴子, Haruko Kudo, 工藤晴子, 元山琴菜]
通讯作者:
元山琴菜
フェミニズム・ジェンダー研究の挑戦 :オルタナティブな社会の構想
女权主义和性别研究的挑战:构想一个另类社会
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[岩井美佐紀(編著), 大泉さやか, 下條尚志ほか54名(共著), Prakash Gautam, 工藤晴子, Haruko Kudo, 工藤晴子, 元山琴菜, 元山琴菜]
通讯作者:
元山琴菜
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