対人専門職における職業的社会化の問題-アイデンティティの揺らぎと回復

人际职业中的职业社会化问题——身份波动与恢复

• 批准号: 10710088
• 负责人: 高橋 征仁
• 金额: $ 1.34万
• 依托单位: Yamaguchi University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 1998
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1998 至 1999
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-10710088/
• 关键词: 職業的社会化; アイデンティティ; 看護職; 対人専門職; 福祉職

本研究においては、看護職を中心に、福祉職・教育職なども含めた「対人専門職」における職業的社会化のメカニズムとアイデンティティ形成に関する実証的研究を行ってきた。その成果として、およそ次のような知見を得ることができた。1養成所と看護系短大/4大の学生を比較すると、入学時点での職業アスピレーションや看護像に大きな隔たりが見られる。しかし、これらの意識面での格差は、卒業時点においては、より現実的な看護像へと収斂することによって、おおむね解消される傾向がみられる。ただし、就職先などを規定する「トラック」としては、一定程度現実的に機能している。2「対人専門職」の養成過程においては、共通して、資格取得を中心としたメリトクラティックな学校観を持つものが多かった。また同時に、比較的対人関係の濃い学校生活を営んでいることもわかった。一般大学生と比較した場合、小人数クラスをベースとした対人関係が、アスピレーションの低下や目的意識の拡散を防止していると考えられる。3こうしたメカニズムによって、「対人専門職」の養成過程においては、看護系短大/4大に典型的に見られるような冷却-再加熱型の教育が可能であったと考えられる。それは、入学時点でのロマン主義的職業観にもとづいた比較的高いアスピレーションを利用しながら、より現実的な職業観を再構築していく過程である。今後の研究においては、これらの知見をもとに、病院・施設など就業機関での社会化との不連続性、およびアイデンティティの再構築の問題について考察していく予定である。

This study is a research on the relationship between the socialization of nursing profession, welfare profession and education profession. The results of the survey were as follows: 1. Comparison between nursing department and university/4. Career status and nursing image at the time of enrollment There is a tendency for differences in consciousness, time to finish, and time to finish caring for people. The first part of the article is about the function of the job. 2. The process of formation of "personal and professional" is divided into three parts: common, qualification acquisition center and school maintenance. At the same time, compare the relationship between people and school life. Ordinary college students can be compared with each other in situations where small numbers of people are involved, and relationships between people, the low level of communication, and the loss of sense of purpose can be prevented. 3. The development process of "personal responsibility", nursing system short/4 large typical, cooling-reheating type education is possible. For example, when you enter school, you will find that your career is relatively high and you will be able to re-construct your career. The future research will focus on the issues of knowledge, social continuity, and reconstruction of employment institutions.

项目成果

武藤孝典: "価値教育の新しい展開"学文社(未定). (2000)

Takanori Muto：“价值教育的新发展”Gakubunsha（待定）。

高橋征仁: "社会問題と逸脱研究の新しい視座の可能性" 山口大学文学会志. 第49巻. 205-224 (1999)

高桥幸仁：“社会问题和越轨研究新视角的可能性”山口大学文学会杂志第49卷205-224（1999）。