現代日本におけるアジアの大衆文化受容についての文化人類学的研究

现代日本接受亚洲流行文化的文化人类学研究

• 批准号: 10710153
• 负责人: 芹澤 知広
• 金额: $ 0.77万
• 依托单位: Nara University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 1998
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1998 至 1999
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-10710153/
• 关键词: 現代日本; アジアの大衆文化; 文化人類学

本年度は前年度に引き続き、大阪、名古屋、東京、福岡においてアジアの大衆文化の普及状況についての実地調査を行い、文化人類学・社会学・カルチュラルスタディーズの分野を中心に文献を調査し研究動向・展望を俯瞰することを行った。またその間、日本においては、5月の日本民族学会第33回研究大会における分科会「文化を売る/売ることの文化:ポピュラーカルチャーの人類学」を組織し、香港においては、12月の香港大学日本研究学科主催・国際交流基金後援のワークショップ「Japan in Hong Kong/Hong Kong in Japan:Systems of production、Circulation、and Consumption of Culture」に参加して、とくに「同人誌」の問題を扱った研究報告を口頭で行った。本年度も香港芸能専門店など、大衆文化の生産・流通・消費の結節点となる場所や商品、集団に注目して調査研究を行ったが、「同人誌」(「ミニコミ誌」ともいう)はそのなかでも興味深い研究対象である。それは、「おたく」や「コミケ」ということばで紹介される1980年代以降の消費社会の成熟と市場の多様化、消費者の生産・流通への積極的な関与にかかわる現代的な事象である。しかしながら、日本の「同人誌」ブームの歴史は1950年代の市民運動に遡ることができ、「アジア」ブームについては「反米帝国主義」としてのベトナム戦争反対など1960年代から70年代にかけての「アジアの民衆」の発見と自由旅行ブームなどとも関係がある。「香港」がいわば歴史的な場所となった今日の状況も踏まえ、「アジア文化」、「中国語圏」、「香港」などが歴史的にどのように日本人に受容されてきたのかということについて実証的なデータを積み重ねることで、今後もこの研究を深めていくことを考えている。

今年，在上一年之后，我们对大阪，名古屋，东京和福冈亚洲流行文化的传播进行了现场调查，并进行了一项有关文献的调查，重点是文化人类学，社会学和文化研究领域，并对研究趋势和外观进行了鸟类的视野。 During this time, in Japan, he organized a subcommittee, "Culture of Selling/Selling Culture: Anthropology of Popular Culture," at the 33rd Research Conference of the Japanese Society of Ethnology in May, and in Hong Kong, he participated in the Japan Foundation workshop "Japan in Hong Kong/Hong Kong in Japan: Systems of Production, Circulation, and Consumption of Culture," sponsored by the Department of Japanese Studies at the University of Hong Kong在12月，并提供了有关“ Doujinshi”问题的口头研究报告。今年，我们进行了研究和研究，重点介绍了作为大众文化生​​产，分销和消费节点的位置，产品和群体，例如香港娱乐店以及其他地方，以及“ Doujinshi”（也称为“ Mini-Comi Magazines”）是最有趣的研究对象之一。这是一种现代现象，涉及自1980年代以来的消费社会的成熟，正如“ otaku”和“ comiket”一词所介绍的，市场的多元化以及消费者在生产和分销中的积极参与。但是，日本的“ Doujinshi”繁荣的历史可以追溯到1950年代的公民运动，“亚洲”繁荣与发现从1960年代到1970年代的“亚洲人民”的发现有关，包括对越南战争的反对为“反美国帝国主义”。考虑到当今的情况，当香港成为一个历史悠久的地方时，我们正在考虑通过积累有关亚洲文化，讲中文的国家和香港的经验数据来继续深化这项研究。