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新潟県弥彦山頂における降雪の酸性化機構の研究

新潟県弥彦山頂における降雪の酸性化機構の研究
新泻县弥彦山山顶降雪酸化机制研究
批准号:
19913014
负责人:
永田 聖美
金额:
$0.95万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 --
关键词:

项目摘要

项目成果

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英文摘要
豪雪地帯を抱える新潟県地域では、降雪のわずかな酸性化でも酸性降下物質総量の増加を招く。北西の季節風が強い日本海沿岸では、降雪の酸性化は中国大陸における化石燃料燃焼の影響が大きいと考えられており、特にここ数年の経済成長が著しい中国都市部の大気環境の悪化が、新潟県地域における酸性雪の原因になるのではないかと懸念されている。そこで本研究では、新潟県都市部から離れており、人為的影響を受けていない大気環境にある弥彦山頂における降雪・エアロゾル中の9年間の酸性成分の濃度変化から、中国における大気汚染が近年の新潟県地域の酸性雪に与える影響を評価する。弥彦山頂に位置する新潟大学理学部弥彦山頂自然環境観測所において、2009年1月から2月にかけての2週間について日ごとの降雪・エアロゾルのサンプリングを行い、そのpH・化学成分の分析を行った。2009年の降雪(2009/1/19~2009/2/6)におけるpHの平均値は4.75、中央値は4.56であった。これと、2000年(2000/1/20~2000/2/6)、2001年(2001/1/13~2001/1/27)、2002年(2002/1/16~2002/2/1)の降雪のpHとを比較してみる。2000年のpHの平均値5.09、中央値5.17、2001年の平均値5.23、中央値4.96、2002年の平均値4.95、中央値4.80であったため、明らかに酸性化していることがわかった。また、2009年の降雪ではpHの最低値は4.20、pH4.30以下の降雪は12日のサンプル中3回も観測されており、2000年の15日のサンプルの最低値4.34と比べてもpHは0.15程度酸性化していることがわかった。この降雪の酸性化が中国大陸における経済活動に起因しているかどうかは、降雪・エアロゾル中のセレン等の重金属濃度やその同位体分布を測定することで明らかにできると考えられる。
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