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大きな土木工事を必要としない河川環境の復元方法について

大きな土木工事を必要としない河川環境の復元方法について
关于不需要大型土木工程的河流环境恢复方法
批准号:
19919006
负责人:
白井 淳治
金额:
$0.3万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 --

项目摘要

项目成果

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英文摘要
研究目的地域で河川環境整備に取組んでいる区域を対象にして,本来そこにあった植生をもとに,その川がもともと有していた生物の多様な生息・生育環境の復元について検討し,大きな土木工事を伴わない河川環境の復元方法を検討した。研究方法調査対象河川は,千葉県南部に位置する二級河川小櫃川の支川武田川である。調査区間の平均川幅は3.6m,平均水深0.3m,平均流速0.42m/sである。河川改修以前の状況を把握するため,自治体や図書館で調査し,周辺の人達からも聞き取り調査を行う。植栽には昔から周囲に最も多く繁茂しているつる葦を適当な間隔で植えつけ,周囲の水質および生物調査を適宜行い,環境の変化について検討する。植栽は右岸側に長さ5m,幅0.4mの範囲に行ない,植栽の前面には木杭を配置して流出を保護する。また,深浅測量と流速測定により,河床図と流速分布図を作成し,河床の変化から水辺の創出効果についても検討する。以上の結果を基に,調査区域が本来有していた生物の多様な生息・生育環境の復元方法を検討し提案する。研究成果つる葦は,植栽からおよそ3週間程度で根が張り定着した。2月後,ツル葦の間には礫や砂が堆積し,護岸付近では浅瀬が形成され始め,植栽の後方では小さな州が形成された。植栽前は平滑化していた河床は,植栽により次第に流心に沿って洗掘され澪筋が形成された。生物調査では,ツル葦の間にウグイの幼魚やスナヤツメ,トンボのヤゴなどが確認され,形成された州にはクサガメや小サギが見られるようになった。植栽により,平滑化した河床に州や瀬,澪筋などを生成させることができ,平滑化した河床に有効に作用することが判明した。また,もともと繁茂していたつる葦は流れにも強く,水生昆虫や幼魚などの住処となり,河川環境の復元に有効である。
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